TOP > いつか、届く、あの空に。 レビュー ~心に響く名シーン~
 ← 他人が踏み込んではならない三つの領域 | TOP | 11eyes CrossOver ~エロゲは18歳から~

スポンサーサイト 

--年--月--日 (--)
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

[RSS] [Admin] [NewEntry]

[--.--.--(--) --:--] スポンサー広告 | Trackback(-) | Comment(-)
↑TOPへ


いつか、届く、あの空に。 レビュー ~心に響く名シーン~ 

2009年04月14日 ()
 

いつか、届く、あの空に。初回版タイトル    いつか、届く、あの空に。
メーカー    Lump of Sugar
発売日     2007年1月26日
シナリオ   朱門優
原画       萌木原ふみたけ
音楽       大川茂伸 , 末廣健一郎
プレイ時期  2009年3月
プレイ時間  約20時間
評点      88



 

 物語には時折、「心に響くシーン」というものがあります。それは、その作品の情景に心が奪われるかのような、自分の心を鷲掴みにされるような、感動的なシーン。いくつもの物語を読んでいくと、まれにそういうシーンに出会うことがあります。このような感情を抱かせる作品は数少なく、それ故に特別な作品になることが多いです。本作「いつか、届く、あの空に。」はそんなシーンに出会えた、私にとって数少ない作品の1つとなりました。
 そのような特別なものに出会えたのはヒロインの1人である桜守姫此芽のルートです。唯衣ふたみルートをクリアした後に見られる此芽ルートですが、主人公のことをいつまでも想う彼女の一途さに心打たれました。まさに乙女座の名を背負うのにふさわしいキャラクターでした。特に心にきたのが、此芽の回想シーン。あれこそが私の本作における「心に響くシーン」です。(以下ネタバレ反転) 瀕死の主人公のために自分の命を投げ出し、彼をずっと想い続けている彼女の姿に心打たれました。幼少時の姫との誓い、主人公を助けた自分のことを忘れるようにと命じた彼女と主人公のやり取りは「心に響く名シーン」でした。あの此芽の全てが明かされるシーンは最高でした。 反転ここまで
 此芽ルートのシナリオは本当に良かった。こんな物語と出会うことがあるから創作物を読むのはやめられません。

 このようなすばらしいシーンが本作には多々あるのですが、いくつか難点もあるのがこの作品を手放しに褒められないつらいところ…。基本的なシナリオや構成はすばらしいのですが、詰めが甘い。超展開としか言いようがない展開があまりにも多い。
 ・ふたみルートラストの展開はつらい…
 ・傘ルートをもっとしっかり描くことが出来れば…
 ・一部超展開なシナリオを受け入れやすいよう、伏線と丁寧な説明があれば…
これだけの設定があるだけに、名作となりうる作品であるだけにそこは残念でした。

 このように一部展開に不満は残るものの、上記のシーン・作品設定を作り出したシナリオライターの朱門優はさすが。一部シーンのテキストによる魅せ方は非常にうまい。読んでいると、作品に引き込まれるようなそんな感覚になります。漢字や言葉の擁する意味をうまく使ったテキストは結構好みです。朱門優の次回作「きっと、澄みわたる朝色よりも、」には期待したいところ。


 「いつか、届く、あの空に。」長短入り乱れる何とも評価しにくい作品でした。学園物と思いきや伝記物だったりと超展開が多い作品ですが、シナリオはおもいろいです。私にとっては「心に響く名シーン」に出会えた良い作品でした。


[RSS] [Admin] [NewEntry]

[2009.04.14(Tue) 06:03] いつか、届く、あの空に。Trackback(0) | Comments(0)
↑TOPへ


 ← 他人が踏み込んではならない三つの領域 | TOP | 11eyes CrossOver ~エロゲは18歳から~

COMMENT

COMMENT POST















管理者にだけ表示

Trackback

この記事のURL:
http://udk.blog91.fc2.com/tb.php/501-e37d8408
 ← 他人が踏み込んではならない三つの領域 | TOP | 11eyes CrossOver ~エロゲは18歳から~

カレンダー

プロフィール

カテゴリー

twitter

人気エントリー

最近の記事

最近のコメント

最近のトラックバック

リンク

記事一覧

ブログ内検索

メッセージフォーム

応援中

今後発売の期待作

オススメ作品

RSS

FC2カウンター

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。