静夜詩さんのところで
『あなたはエロゲのボイスをどこまで再生しますか?』 という企画が開催されています。なかなか興味深い企画なので、リンクを貼って応援させていただきます(Twitterで『投票企画にしてみたら?』と適当なことを言った身としては全力で応援)。この記事をご覧の皆さん、是非投票していって下さい。(~9/27まで)
◆私の場合 さてこの投票ですが、次の3つの選択肢の中から1つを選ぶようになっています。
(A)その時々で聞いたり、聞かなかったりする
(B)文章が全部表示された後、ボイスも全て聞き、次の文章に進む
(C)文章が全部表示された後、ボイスを関係なしに、文章を全部理解したら次の文章に進む 私の場合
(A)です。この際、できればどういう時に聞くのかということも一緒にコメントして欲しいとのことなんですが、いざ書き始めるとコメント欄に収まりそうになかったので、今回はこちらの記事の方でコメントを書かせていただきます。
まず、私がどういう時にボイスを聞いているのか、結論から言いますと…
・ボイスを聞くことに意義がある場合はだいたい聞きます。そうでない場合は読み飛ばすことが多いです。
・あとはその時の気分で聞いたり聞かなかったりします。 私の場合こんな感じです。ケースバイケースなことが多いです。
以下、どういう時にボイスを聞いて、どういう時に聞かないかを述べていきます。
◆ボイスを聞く/聞かないの理由(1)キャラクターイメージの付加 まず、ノベルゲーにおけるボイスの役割のひとつに、「キャラクターのイメージ(個性)」の付加というものがあります。声質やしゃべり方がキャラに個性を与えるというものです。キャラの個性を出す上でテキスト・絵に次いで声は重要な働きをします。はじめにある程度キャラクターのボイスを聞いておくと、キャラクターイメージというものはできあがるので、その点においてはそれ以降読み飛ばしても大丈夫な状態になります。
しかし、それですとひとつ問題が発生することがあります。それがボイス演出です。
(2)ボイス演出 ボイスによって場の状況を表現する演出です。ボイスというものは言うまでもなく、情報量を多く持っています。それでないと表現できないものも多くあります。
特にボイスの価値が高まるのが、テキストの細かい描写はできるだけ排除して会話文を中心に脚本を進めていくADVタイプの作品の場合。テキストで表示されるべき情報がボイスの方に詰まっているのでボイスを聞くことが非常に重要になってきます。また最近では背景ボイス(バックグラウンドボイス)のようなテキストで表示されないボイスのみの情報もあったりします。
このようにボイスによる演出の比重が高い作品はボイスをなるべく聞くようにしています。特に、ボイス演出が上手いメーカーの作品はほぼ全部聞くこともあります。
逆にノベルタイプのゲームで多いのですが、地の文で描写をしっかり書くシナリオライターの作品の場合、ただ単に会話文に声をあてているだけだったりするので、そういう場合は読み飛ばすことが多いです。
(3)声優 演技の上手い声優のボイスは読み飛ばさず聞いてることが多いです。
それに好きな声優だとつい全部聞いてしまいたくなりますね。
逆に、演技の下手な方やキャラクターとその声優の声が合ってない時は全部聞くのはつらい…。
(4)プレイ時間 このように演出上ボイスを最後まで聞くことは大切なことなのですが、最後までボイスを聞いていると、プレイ時間が大変なことになります。読み飛ばしていった時の1.5倍~2倍くらいはかかるんじゃないでしょうかね。あまり時間をかけたくない時はボイスを飛ばすことが多いです。
それから、そんなゆっくり読んでいられない/続きが気になるって時もクリックして次の文章を読んでしまうことが多いです。逆にシナリオが退屈すぎてもう一気に進めてしまいたい時、ctrlを押してボイス飛ばしてしまうことも…。
あと最近ですと、テキストをクリックしてもボイスがカットされず、次のボイスが再生されるまでそのボイスが流れ続けるシステムなんかもあります。その場合はそのシステムをオンにしてボイスをテキスト(地の文)を読みながら前の台詞のボイスを聞いていることが多いです。
◆まとめると… ボイスを聞く時 ・キャラが定着するまで
・演出上ボイスが重要な場合
・声優の演技が上手い場合
・好きな声優の場合
・キャラと声がよく合っている場合
・クリックでボイスをカットしないシステムを使っている場合
ボイスを読み飛ばす時 ・キャラが定着した後
・演出上ボイスの必要性があまりない場合
・声優の演技が下手な場合
・嫌いな声優の場合
・キャラと声が合ってない場合
・時間的に全部聞いてる余裕がない時
・続きがすごく気になる時
・シナリオが退屈すぎてもう一気に進めてしまいたい時
個人的に一番重要視しているのは(2)の演出ですね。ボイスを有効活用している作品は好きです。次は(4)の時間ですかね。あまり時間がかかるのも良くないです。
私の場合、上記の理由に「その時の気分」が加わって聞いたり聞かなかったりする感じです。
皆さんの場合、どうですか?
是非、下の投票に参加して意見を聞かせて下さい。
投票結果を見るのが楽しみです。
『あなたはエロゲのボイスをどこまで再生しますか?』 (静夜詩) 参考(これまでのボイス考察記事) :
ノベルゲーにおける音声(ボイス)の有無について パートボイスの可能性
Fate等はむしろ 声無しで成功かと。
というか、ノベルゲームの声ほとんど意識してない感じです。。
や、直接頭に入ってる感じでしょうか。
一色ヒカルさまの声は全部聞いてますが(`・ω・´)