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装甲悪鬼村正 レビュー ~ヨロイに萌える日~ 

2010年01月22日 ()
 
装甲悪鬼村正 限定生産版 Amazonのページタイトル     装甲悪鬼村正
メーカー     NitroPlus
発売日     2009年10月30日
シナリオ     奈良原一鉄
原画       なまにくATK
音楽        ZIZZ
プレイ時期   2009年11月
プレイ時間   約50時間
評点       90








  私の“ヨロイ”という観念を良い意味でぶち壊した作品。



  空飛ぶヨロイ
  ヨロイの例(正確にはヨロイでなくて劔冑(つるぎ)という名称)


  ヨロイが空を飛ぶ…だと……!?
  水の中にも…!?
  さらには宇宙にまでも…!?
 

  そしてまさか、ヨロイに萌える日が来るとは………


  世の中わからないものです。


  ここから新たなヨロイブームが始まる……のか?




 ヨロイ万能説はこのくらいにして(ヨロイ萌え(?)についてはやった人ならわかるはず…)、ニトロプラス10周年作品「装甲悪鬼村正」、初期のニトロを彷彿させる10周年にふさわしい大作でした。おもしろかったです。今までやったニトロ作品の中でもかなり上位にくるおもしろさでした。

 “もし劔冑(ヨロイ)という存在があったら?”という仮定のもとに描かれる世界観はこの作品以外に類を見ないもの。この独特の世界観が本作の見所で、劔冑を装着した武者という存在によって現実世界とはだいぶ違う大和(日本)の歴史や終戦後のGHQの大和の統治状況など現実の世界の歴史と照らし合わせてみてもかなり興味深い。また武者という設定もユニークで、ロボットアニメにでも出てきそうなフォルムをしているのに先に述べたように飛んだり斬ったりとただのロボットものとは全然違っていたりしておもしろかったです。

 そんな感じで武者誕生の秘密など世界設定が語られていくだけでも十分おいしいのですが、その世界を舞台にしたストーリーの方もかなりおもしろく、世界観と合わせて十二分のおもしろさとなっていました。
 話のテーマとしては善悪相殺。“善とは何か?悪とは何か?”というもの。勧善懲悪ものに対するアンチテーゼとなっていました。善悪相殺の劔冑を用いる主人公は悪人を斬れば善人も斬らねばならないというノロイを有しており、人を斬るたびに深く考え苦悩する主人公を映し出す物語にはテーマ性が色濃く出ていました。主人公の好感度が高い人物から殺されるというシステム、それから“殺す/殺さない,助ける/助けない”などプレイしていて考える選択肢も多く存在し、プレイヤーに対して強くテーマを訴えかけるものとなっていて非常におもしろかったです。選択の先に辿り着く、英雄編、復讐編、魔王編、悪鬼編、それぞれのルートで主人公が辿り着く善悪に対する結論が見物でした。
 シナリオはすごくおもしろかったです。大満足。

 また、作品のデザインに関しても徹底されていて良かったです。縦書き表示のテキストに代表される画面デザインや“ロード画面を電光記録版”・“CG鑑賞モードを画像映写機”と称すような名称の言い換えなど細部までこだわっていました。

 ただひとつ勿体ないと思ったのが終盤になるにつれて素材の使い回しが目立ったことでしょうか。
 この村正、普通のノベルゲームでは考えられないくらい素材は多く、総勢50を超える登場人物の立ち絵、20を超える劔冑、150を超える一枚絵に、150を超える背景絵など、普通のフルプライスPC18禁ノベルゲームの軽く2倍以上の素材量があります。それでも目立ってしまったのは、普通のノベルゲームの2倍以上のボリューム(50時間)があったからでしょう。ボリュームたっぷりですごくやりごたえはあったのですが、そのボリュームに素材量が追いついていないように感じました。
 特に目立ったのが戦闘シーンで頻繁に使われる爆発シーン背景絵です。爆発シーンについては1種類しかないこと、背景絵に関しては違う場所なのに同じ背景を使い回されるとかなり萎えます。背景絵の枚数の重要性を実感しました。参考:背景画の枚数の重要性(FANTA-G)。全場面に適した背景を用意するのは大変でしょうが、それでも頑張って欲しかった。まあ、予算との兼ね合いなんでしょうけどね。このボリュームなら1000円上げてもいいからもっと枚数を増やして欲しかった、と近年1000円高い9800円のゲームが増えていることからも思いました。


 装甲悪鬼村正、武者という斬新な発想から成る世界観に善悪相殺というテーマを持ったシナリオ、とにかく何度も言いますがおもしろかったです。
 これを機にヨロイゲーという新たなジャンルができるたらおもしろいですね。



 最後に……

 最も萌える人物は景明さん、最も萌える劔冑は村正、最も燃える劔冑は正宗、最も燃えているのは普陀楽城

 異論は認める。



 参考:背景画の枚数の重要性(FANTA-G)
     1000円高い9800円エロゲの増加とその理由(udkの雑記帳)

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[2010.01.22(Fri) 05:17] 装甲悪鬼村正Trackback(0) | Comments(0)
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