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Steins;Gate レビュー ~バタフライ効果の先に待っていたものは~ 

2010年01月28日 ()

Steins;Gate(シュタインズ・ゲート)(数量限定版) タイトル     Steins;Gate
メーカー     5pb
発売日     2009年10月15日
シナリオ     林直孝
原画       huke
音楽        阿保剛
プレイ時期   2009年12月
プレイ時間   約35時間
評点       95






◆総評

 これこそ私が求めていたもの。
 こういう作品がノベルゲーで世に出てくるのを待っていました
(ループ/時間もの好きとして)。

 時間ものとして設定がよくできているだけではなく、シナリオの構成・ストーリーの進め方なんかも非常にうまい。はじめにばらまいた伏線をひとつひとつ完全に拾い上げていく様は見事。何かすごいことをしているというわけではありませんが、作品の完成度としてはピカイチかと。一点だけ不満がありましたけど、その他は最高でした。欠点の少ない作品です。そして徹夜して2日で一気に読んでしまうくらいのおもしろさ。箱(XBOX360)を持っていて本当に良かったです。

 Steins;Gate(シュタインズゲート)、作品の完成度としてはかなりのもので“名作”と言ってしまっても問題無いほどの出来でした(あと一歩で神作に届くレベルです)。
 1人でも多くの人にやってもらいたい作品です。




 ここから先はネタバレ有りの感想で。
 シュタインズゲートと似ている某作品をあげて、シュタゲの良かったところ、名作だけど神作(100点)たり得なかったところについて述べていきます。
 以下ネタバレ注意(作品のオチについて言及している部分有り。プレイ済みの人向け)



 再注意:この先にはシュタインズゲートの重大なネタバレが含まれています。この先を読んであとでDメールを送りたくなっても責任を持ちません。




バタフライ効果バタフライエフェクトの先に待っていたもの

 前述のとおり、シュタインズゲートはすごくおもしろい作品でした。
 そのシュタインズゲートですが、プレイしている際に真っ先に思い浮かんだ作品があります。
 それがこの作品。

 
バタフライ・エフェクト プレミアム・エディション [DVD]バタフライ・エフェクト プレミアム・エディション [DVD]
(2005/10/21)
アシュトン・カッチャーエイミー・スマート

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 バタフライエフェクト。シュタインズゲートが出るよりも5年前に公開された洋画です。
 (※この映画も名作と言っても差し支えのないくらい面白い作品なのでシュタインズゲートをプレイした人はこちらもどうぞ)

 あらすじとしては…、主人公は過去の日記を読み返すとその過去の選択をやり直せる能力を持っており、皆が幸せになれる結末を探して過去の選択をやり直していく―

 というシュタインズゲートと骨子が近い作品です。

 この映画を見た当時、知人と話していて出てきたのが…この設定はゲームにうってつけではないかということ。ループものはいくつもノベルゲーで出ているけど、こんな感じの過去改変ものを誰かゲームで作らないかぁと話していましたが、5pbが見事作ってくれました。これこそ私が求めていたものです。その点では感動しました。
 しかし、この映画を先に見ていたのが災いしてシュタインズゲートの新鮮さが落ちてしまったのは残念。もしバタフライエフェクト見ずにシュタインズゲートをプレイすることができたらもっと感動したんじゃないか…と、プレイ中『バタフライエフェクトは見るな』と過去の自分にDメールを送りたい気分に何度か駆られました。


◆シュタインズゲートの良かった点

 バタフライエフェクトを比較として出しはしましたが、これはただ展開が似ているとうだけで他は全くの別物で、キャラクターもストーリーも全然違うので問題なく楽しめました。バタフライエフェクトはアメリカが舞台でアメリカ人的価値観で作品が構成されていましたが、シュタインズゲートは秋葉原が舞台で現代の日本人オタク的価値観で形成されているのは、私のようなオタには何とも入り込みやすかったです。作中で当たり前のように会話でネット用語やオタクネタが出てきますし、主人公からして邪気眼持ちでなかなかに楽しい。というか私自身この手のループ/過去改変ものは大好きですからね。
 また、映画ではなくノベルゲームだからこその要素も多く見られました。例えば、選択肢によるルート分岐。このゲームは選択肢をどう選ぶかによってその運命が大きく変わります。ここで過去を変えればどうなるのかIfの世界を作りやすいゲームだからこそ、終盤の誰を助けて誰を見捨てるのかという選択が光っていました。ループ(過去改編)という技法を、うまくギャルゲーというフォーマットに適用していたと思います。さらにその選択をプレイヤーに委ねることでプレイヤーを作品世界に入り込ませるというのにも一役買っていました。
 そしてこの選択肢によるルート分岐に関しても、通常のノベルゲームのような選択肢は一切無く、携帯電話の使用状況を選択肢の代わりにフラグ管理に用いるというのは新しかったですね。あと、コントローラの振動機能を携帯のバイブレーションの演出に使うのもなかなかはまっていました。この演出はXBOXで出したからこそできた演出だと思います。


◆10章から11章にかけての展開はすごかった

 10章の時点では良作。幼馴染を救うために諦めずに何度も世界を繰り返す主人公がかっこよく、過去改変ものの王道をいっていたのですが、このシュタインズゲートの評価が一気に上がったのが10章から11章にかけての展開。
 10章の最後、エンドロールが流れる場面で鳴り響くコール音。そこから電話を取ると逆再生されるエンドロール、そして出てくる11章のタイトル画面。この一連の演出には震えました。いつかノベルゲー神演出5選の記事を書く時には必ず入れます。
 それから11章で明かされる真実。プロローグでの出来事の真意が明かされ、自分の頭の中で物語の全てがつながった時、私の中でシュタインズゲートは名作となりました。誰かを犠牲にして世界を成り立たせるのではなく、皆が助かるという最高の選択肢を求めて未知の境界線“シュタインズゲート”に辿り着くという展開は熱かったです。


◆けれど100点になり得なかったのは

 このように何の文句もない作品で正直100点をつけても良かったのですが、ひとつだけ自分の趣向に合わなかった部分がありまして…それがラストシーン

 ラストでどうしてクリスが改変前の記憶を有したいるのか?

 奇跡!? リーディング・シュタイナーは誰もが持っている可能性がある? 何だそれは?

 鳳凰院凶真にはそんな解決法でなく、本人のみが持つ“リーディング・シュタイナー”の能力だけで全てを解決して欲しかった。もしくはまたゼロから始めていくような感じの終わり方で…

 単なる好みの問題ですが、その一点がシュタインズゲート唯一の不満となってしまいました。
 ここが納得いくように作られていたら自身を持って100点をつけたのですが…


 可能ならばPCに移植してラストの分岐を。
 作品普及のためにも是非PCに移植を!



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[2010.01.28(Thu) 22:32] Steins;GateTrackback(0) | Comments(0)
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