TOP > 京都SFフェスティバル「SFメディアとしてのビジュアルノベル」感想
 ← 今年2人目の仮想妹 | TOP | SFメディアとしてのノベルゲームの可能性

スポンサーサイト 

--年--月--日 (--)
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

[RSS] [Admin] [NewEntry]

[--.--.--(--) --:--] スポンサー広告 | Trackback(-) | Comment(-)
↑TOPへ


京都SFフェスティバル「SFメディアとしてのビジュアルノベル」感想 

2010年10月11日 ()


 10月9日、京都SFフェスティバル(京フェス)に行ってきました。私の目当ては本会の「ライトノベルとSFの境界」と「SFメディアとしてのビジュアルノベル」のふたつ。大学のSF研に所属しているラノベ好き+ノベルゲー好きな身としては行かざるをえないということで行ってきました。どちらの講演もおもしろく、ラノベ話は省略して、言いたいことがいろいろあるノベルゲーの話を。

 今回の講演は「SFメディアとしてのビジュアルノベル」というよりも、制作者による「美少女ゲームにおけるSF作品の制作について」といった内容でした。美少女ゲームでSF作品を制作する上での制作与太話が中心でした。なかなか興味深い話題が多かったです。美少女ゲームに関する説明が少なく、深い話が中心だったので美少女ゲームに詳しくない人にはわかりにくかったでしょうが、私の方は大いに楽しませてもらいました。
 実際にどんなことが話されたか、詳細については下のリンク先をどうそ。

 ・ルーチンワーク徒然草 京都SFフェスティバル SFメディアとしてのビジュアルノベル 覚書

 リンク先で大体の流れは書いてあるので、私の方は講演の中で印象深かった話題をいくつか書いていきます。

◆美少女ゲームにおけるSF作品の制作

 この記事と同時期に公開した自分の記事には悪いのですが、今出ている美少女ゲームの中でSF作品というのはそれほど多くはありません。
 制作側によると、「コストがかかる(必要な絵の素材量が多い、シナリオが難しい)」とかもあるのだけど、一番は大きいのは「学園モノ以外は売れにくいと思っていて、それ以外を作りたがらない」メーカーが多いからだとかなんとか。
 そのためにSFで企画を出すのもしんどいとか。SFで一度こけると次は凄く作りにくいとか。SF作品の制作における一番のネックは企画のようです。

 私としてはただの学園モノだけではなく、何かしらプラスアルファ以上のモノがある作品も読みたいので制作者の方達には頑張って欲しいところですね。

 「ただし、ニトロプラスは除く」だそうで……。
 ニトロの場合、ヴェドゴニアやハロワは学園モノを作ろうとしていたのにいつの間にかバトルものになっていたという……。
 このあたりはニトロだよなぁと思ったり。
 他のブランドもそういうノリでやったら……メチャクチャなのができることがよく……。



◆選択肢論

 SFからはちょっと逸れるのですが、制作者の選択肢に対する意識もおもしろかったです。

 グランドルートがあるゲームの是非だとか、
 バッドエンドとトゥルーエンドは同価値か否か
 選択肢とループ構造について
 選択肢の重さ・軽さについて

 などなどの深い議論も行われました。この辺の「ルート論」や「選択肢論」は私の中でまだまとまってないのでそのあたりの言及については控えさせてもらいます。制作側の作品論が聞けた部分ですね。



◆SFとは触手である

 今回の京フェスで一番頭に残ったのはこの発想です。
 SFとは触手である。触手とはSFである。
 触手ゲーでは、触手のために、SFにするかファンタジーにするか、それとも伝奇にするかが決まる。
 科学的な世界観で触手を出すのか、ファンタジー的な世界観で触手を出すのか、現代で触手を出すのか
 それプラスヒロインの衣装やキャラクターに合わせて、世界が決まることがあるとかないとか。
 触手ゲーにとって最優先となるのはあくまで触手であり、触手エロのシチュエーションであることも。

 エロのために世界を設定するという話は興味深かったです。言われてみればそうなんですけどね。
 「抜きゲーに見る新たなSFの可能性」なんかどうでもいい記事が思いつきましたが、それが公開されることはないでしょう。

 あとエロゲの登場人物が全員18才以上なのはSFだからという発想もなかなか。
 この理論を背景に「エロゲではSFである」とSF研内で言い張ろうと思います(たぶん総ツッコミをくらう)


◆最後に

 「ゲームメディアならではの物語が模索されるようになるとおもしろいのではないか」
 「それがSFであるかもしれないし、選択肢というシステムであるかもしれない」
 という風に制作者の方も先を見据えているようで安心しました。



 あとついでに「SFメディアとしてのビジュアルノベル」について自分なりに考えていたことをまとめてみました。

 ・SFメディアとしてのノベルゲームの可能性 -udkの雑記帳-

 もともとは夏コミでSF研の本に載せようかと考えていたのですが、めんどくさくなって放置していたネタです。ところが京フェスで行われた「SFメディアとしてのビジュアルノベル」を聴いたら書きたくなったもので……。京フェスの講演名はビジュアルノベルでしたが、私の趣味で今回はノベルゲームとしています。
 できれば今回の記事で話題にした制作論や選択肢論なんかも混ぜて書けたら良かったんですが、途中で力尽きました。書いてる途中で、SFに限定しなくても「創作メディアとしてのノベルゲームの可能性」とでもすれば良かったような気がしましたが、まあそれはそれ。省略した部分も多いので、いつかもっと掘り下げて書く時に「創作メディアの~」としましょうかね。

[RSS] [Admin] [NewEntry]

[2010.10.11(Mon) 08:33] イベントTrackback(0) | Comments(0)
↑TOPへ


 ← 今年2人目の仮想妹 | TOP | SFメディアとしてのノベルゲームの可能性

COMMENT

COMMENT POST















管理者にだけ表示

Trackback

この記事のURL:
http://udk.blog91.fc2.com/tb.php/656-d5e8b513
 ← 今年2人目の仮想妹 | TOP | SFメディアとしてのノベルゲームの可能性

カレンダー

プロフィール

カテゴリー

twitter

人気エントリー

最近の記事

最近のコメント

最近のトラックバック

リンク

記事一覧

ブログ内検索

メッセージフォーム

応援中

今後発売の期待作

オススメ作品

RSS

FC2カウンター

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。