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恋愛ゲームシナリオライタ論集30人30説 あとがき#2 by すかぢ論論者 udk 

2011年01月10日 ()

 『恋愛ゲームシナリオライタ論集30人30説』すかぢ論論者のudkです。
 今回は『恋愛ゲームシナリオライタ論集+10人×10説』の冬コミでの頒布を記念して、30人30説のあとがきを書いてみようかと思います。
 なんというか、Judgeさんのライタ論集のあとがきを見てたら、自分も書きたくなったんです。30人30説の方の自分のあとがきはちょうど高二病が発症していたので。この記事をあとがきに換えさせてもらうということで…


 恋愛ゲームシナリオライタ論集  30人×30説+ 特設サイト 
 恋愛ゲームシナリオライタ論集2 10人×10説+ 特設サイト



 長いので目次をおいておきます。

 1. シナリオライタとわたし
 2. 30人30説への参加
 3. すかぢ論のテーマが決まるまで
 4. 論考について
 5. 今後
 6. 謝辞

 それでは長い長いあとがきのはじまりです。






◆ 恋愛ゲームシナリオライタ論集30人30説 あとがき#2 by すかぢ論論者 udk


1. シナリオライタとわたし

 さて、論集の話に入る前に、私にとってノベルゲームのシナリオライタとはどういう存在なのか、まずそこから話をしましょうか。

 そもそもシナリオライタという存在を意識するようになったのは、大学に入ってから。それまではシナリオライタを特に気にせずノベルゲームをやっていたのですが、大学で入ったサークルの先輩がとあるゲームに対して、
 『ライタAが書いている○○のルートはおもしろいけど、ライタBが書いている××のルートはおもしろくない』
とかそんなことを熱心に話していて……自分もそうした話に加わるようになって……。それからですかね、シナリオライタを強く意識するようになったのは。ちなみに、そのとき対象となっていた作品は『D.C.~ダ・カーポ~』と『はるのあしおと』です。どのライタのルートがおもしろくて、どのライタのルートがおもしろくないかは、ここでは明言を避けておきます。それ以降、シナリオライタと言わず、ディレクターとか原画家とか果ては演出(スクリプター)やらグラフィッカーまで意識するようになるのですがそれはまた別の話。

 で、シナリオライタが作品のおもしろさに関与しているのではないかと、いくつかやったゲームの中でおもしろかったゲームのシナリオライタの過去作をやっていくのですが、おもしろかったゲームのシナリオライタの過去作というのは、たいていおもしろいんですよね。なんというかハズレがすくなく、アタリが多い、と。そうやってある程度信頼のおけるライターができたら、次はそのライターの新作を予約して買うようになって……。エロゲー批評空間片手に気に入ったライタの過去作・新作を片っ端からやっていったのが学部生、研究室に入る前まででしょうか。この時、ライタを中心にひたすらノベルゲームをやっていた自分が、今の自分を形作っているんでしょうね。ライタを意識してやっていなければこんなにノベルゲームにはまってなかったんだろうなぁと思います。
 また、私がそんな風にしてノベルゲームに熱中していた時というのは、ちょうど2000年前後に出てきたシナリオライタの2作目、3作目以降が出ていた時代でして、ライタで作品を追っかけるのがおもしろかったというのもあったかもしれません。(シナリオライタ論集で取り上げられているライタの処女作の多くは2000年前後に発売されています。ネットでもこのシナリオライターの作品がおもしろいとかそういう感想を書く人もちらほら見かけましたし。)

 こうやって過去を振り返ると、自分はずいぶんとシナリオライタという存在に囚われていたんだと思います。まあ、今も昔ほどではないにしろ囚われているんですけど。きっとこれからも囚われ続けるんでしょうね。



2. 30人30説への参加

 シナリオライタという存在に対して思い入れの強い私。それなりに本数もこなしているので、好きなライタや語ることができるライタも当然います。ライタ中心にプレイしていた成果か、シナリオライタ論集で言及されているライタのうち8割はプレイしたことがあります(ただし、全作品プレイ済みとなるとあまり数はいませんが)。
 そんな中、2009年の夏出てきた、シナリオライタ論集という企画。これはおもしろそうだとthen-dさんの方で記事が公開されてからこの企画を追っていました。それからTwitterの方で、ライタのリストアップと論者の募集が始まります。リストアップされたライタの名前を見て、このライタについてだったら何か書けそうかもと思うも、参加したいと思うも、果たして自分が責任もって論集にふさわしい文章をかけるのかという不安もあり、言い出せずにいました。こういう企画やイベントごとに自分から手をあげていかないのは、私の良くないところです。
 そんなわけで私はもともとこの論集に参加する予定はなかったのですが、2010年の1月頃、突然、主宰のthen-dさんからすかぢ論を書いてみませんかと誘われます。私がすかぢ作品を好きだというのをどこから知ったのかは疑問ですが、ちょうど全作品プレイ済みのライタでもあったので、もともとライタ論を書いてみたかった私はあっさり了承します。このとき誘われたのはかなり嬉しかったですね。
 こういう経緯で論集に参加する運びとなりました。



3. すかぢ論のテーマが決まるまで

 で、すかぢ論を書くことになった私ですが、はじめにつきあたった壁が、「ライタ論って何書けばいいんだろう?」という疑問です。そのライタの遍歴でも書けばいいのか、それとも作品紹介でもすればいいのか、ライタの特徴でもあげていけばいいのか、なんでもいいと言われているからこそ逆に難しい。読者対象はどのような人にすればいいのか。ライタの作品を全部やってる人なんてそんなにいないだろうし、かといって全くふれたことがない人に一から紹介していくのもしんどいし…。ネタバレはどこまでやっていいものか……読者の読みたいものは何だろう。難しいものです。
 恋愛ゲームシナリオライタ論集だから、何か「恋愛」をテーマに書けばいいのか。でも、すかぢ作品で恋愛というと……うーん、となります。終ノ空での「僕は君のことが好きだったよ by間宮卓司」から間宮卓司×水上行人の妄想でも書けば……いや、それは別ジャンルであって。
 そんな感じで、すかぢ作品の魅力とか、すかぢの特徴とか考えていたのですが、『素晴らしき日々』をやってこれだというのが決まりました。「生の意義の探求」です。全作品に共通していて、なおかつ素晴らしき日々で区切りが付いているテーマです。この期にやらずしていつやるのか、ということで、今回の論集でやらせていただきました。

 今思うと、担当がすかぢ氏で良かったと思います。書くことがすんなり決まったのは楽だったなぁと。もし他のライタだったらたぶん頭を悩ませていたんでしょうね。
 もし『素晴らしき日々』が3月からさらに1ヶ月か2ヶ月延期していたら、私の原稿は危なかったでしょうね。1人でエロゲーシナリオライタ論集をやっていたかもしれません。

 参考:エロゲーシナリオライタ論集1人×1オナヌー 「すかぢ論」 すかぢ作品に見る男性器の象徴



4. 論考について

 言ってみれば私の論考は、すかぢ作品を追い続けた人の『素晴らしき日々』の感想みたいなものです。素晴らしき日々をやって一番言いたかったことは、あの「生の意義」の話です。ずっとすかぢ作品をやり続けてきた身としては、素晴らしき日々のプレイ時、すかぢ作品に毎回出てきていた「生」に関するテーマのすかぢが辿り着いた答えが見れて感動したんですね。
 というわけで、私の論考は自分が書きたいことを書いた論考になりました。このネタを論考で使ったので、ブログの方のレビューは物足りない感じになってしまったのですが、まあ、論考の方を優先するということで。

 論考の構成は、学会投稿用の論文とか先輩の博士論文を参考に作りました。緒言で始まり結言で終わるのとか、章の分け方は私の研究チームのテンプレ。それに無理矢理序文を突っ込みました。論文だとabstract(要約)をはじめにいれたかったなぁ。まあ緒言が代わりになってるからいいですかね。
 すかぢ作品をひとつずつ紹介していって、それから各作品の「生の意義」を紐解いていく形にしました。「すかぢ作品史」のようなものにでもなるんですかね。
 すかぢ作品全部プレイ済みという希有な人には、「そうだよね」と納得してもらえるでしょうし。そして『素晴らしき日々』がすかぢ作品の中で初プレイという人には、「どういう過程で『素晴らしき日々』に至ったのか」ということをわかってもらえたらと。そして、『終ノ空』『二重影』『モエかん』のうちどれかはやったけど、『素晴らしき日々』は未プレイという人には、「とにかく素晴らしき日々をやれ。すかぢの集大成だから」という風に書いたつもりです。間違い言ってたらすみません。



5. 今後

 以上、あまり論考の内容に触れていったらきりがないのでこの辺で。自分の論考を読み直してたら、直したいところが山ほど出てきまして、言い訳の連続になりそうなのでやめておきます。自分の論考に対する意見、感想はお待ちしております。だけど、感想を聞くのは怖いのでこっそり聞かせて下さい。

 恋愛ゲームシナリオライタ論集は次回『恋愛ゲーム総合論集(仮)』としてまた出るようですね。新たにライタが追加されているようです。また論を書きたくなるようなライタの作品が出たら、書いてみたいですね。まあ、書きたくなったらということで。今のところ特に書きたいライタもいないので当分先、一年か二年くらいは先ですかね。
 あと、シナリオライタ論集には参加しなかったけど、誰かシナリオライタに関して言いたいことがある人は、どんどん論を発表していって欲しいです。WEB巡回してる中で、そういう人が何人かいたので、書いてくれたらと。私が読みたいのでお願いします。



6. 謝辞

 下読みにつきあってくれたリアル知人数名。
 論考の矛盾点や誤字訂正等助かりました。また私が外部に寄稿する機会があったら下読みにつきあってください。お願いします。

 第一回素晴日々オフに参加された方々
 あの場でいろいろ話して論考の終着点がまとまりました。いつかサクラノ詩が出たら、また話をしましょう。

 入手困難な資料を提供していただいた神無みずきさん
 正直私よりすかぢ作品に詳しいのではないかと思うほどです。いつかすかぢの話をしたいですね。

 主宰のthen-dさん
 今回はお誘いいただきありがとうございました。then-dさんの期待に応えられたものになっていたかどうかはわかりませんが、また機会があればよろしくお願いします。恋愛ゲーム総合論集(仮)の方、楽しみにしています。


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[2011.01.10(Mon) 02:00] ノベルゲーコラムTrackback(0) | Comments(0)
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