TOP > 魔法使いの夜 体験版 感想 ~最高の贅沢ゲームになりそう~
 ← 晴れときどきお天気雨 レビュー ~晴れときどき桜の花びら~ | TOP | 企画・シナリオ・原画に演出が並ぶ時代

スポンサーサイト 

--年--月--日 (--)
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

[RSS] [Admin] [NewEntry]

[--.--.--(--) --:--] スポンサー広告 | Trackback(-) | Comment(-)
↑TOPへ


魔法使いの夜 体験版 感想 ~最高の贅沢ゲームになりそう~ 

2011年12月18日 ()

 私が勝手な期待を演出分野で添えている魔法使いの夜の体験版が出ました。



TYPE-MOON (タイプムーン) エース Vol.7 2012年 01月号 [雑誌]TYPE-MOON (タイプムーン) エース Vol.7
2012年 01月号 [雑誌]

(2011/12/15)
不明

商品詳細を見る



 やってみての感想は……なんて贅沢なゲームなんだろう、演出がすごすぎる。

 ここで感想を終わってもいいくらいなのですが、もうちょっと続けます。
 『魔法使いの夜』の演出のすごいところは、全てのシーンに演出意図があるところです。テキストが表示され、次のテキストを読もうとワンクリックする毎に画面が少し切り替わり、1ページ分のまとまった文章が表示されたら、画面が大きく切り替わる。一文のテキストに対してひとつひとつのカットを作るという恐ろしく手間のかかることをやってのけています。全ての文章に対して最適な画面演出を付け加えていく、文庫何冊分にもなるノベルゲームでそんなことをやってしまったらとてもじゃなく時間と費用が足りません。事実、TYPE-MOONエースの奈須きのこインタビューで演出作業に2年以上かかっているというコメントも載っていました。
 こんなことをしでかしてしまうなんて余裕のあるTYPE-MOONは他と違いますねー。

 演出の方向性としては限りなく映像寄り。ひとつひとつのシーンをワンカットとし、その情景を作り上げていく様はアニメのよう。カット毎にひたすらカメラの視点を変え、構図を変えとやっているのは映画を見ているようです。でもそんな感じで映像寄りなんだけども主体はあくまでテキストであるのがすごいところ。あくまで画面演出はテキストに追随していくものとして留まっているのが不思議です。テキストを活かしつつ、好きなだけ演出を加えていく、ノベルゲームでやれる最大限のことをやっています。最後の収録されている戦闘シーンは一番の見ものです。
 また、立ち絵と背景絵、小物の絵、演出用の素材とそれから音とエフェクトだけで一枚絵さながらの構図のカットをいくつも創り出しているのがすごい。「高度に発達した立ち絵演出は一枚絵と見分けが付かない」とか言ってドヤ顔してくなるくらいにはヤバイです。扉の開け閉めに始まる移動シーン、会話シーン、徒歩のシーン、立ち絵だけで変化のあるカットを過剰なほどに作っています。

 私はノベルゲームをやる時、未読メッセージの表示スピードを瞬間表示にするのですが、魔法使いの夜のコンフィグ画面でテキストを瞬間表示にしようとしたら、「未読メッセージ表示間隔を推奨以下に設定した場合、一部演出がカットされることがあります。変更してもよろしいですか?」という表示が出て、慌てて「いいえ」を選択しました。さすがにこの演出をカットするのは勿体ないだろうと。一定の文章を読むスピードに合わせて演出を組み立ててるんでしょうね。あまりこうやってプレイヤーの読むスピードに制限をつけるのはプレーヤーに不快感を与えて良くないのですが、この演出なら仕方ないですかねぇ。強制的にテキストがオートで進むような演出はしていませんし。


 ここまでやられると、プロモーションムービーで演出スタッフのつくりものじをプッシュしてくるのも納得。もうつくりものじが監督って言ってもいいくらいなんじゃないでしょうか。


 というわけですごく贅沢な演出が見られるゲームなのですが、もうひとつ贅沢なのが絵素材。人物絵は差分が多いくらいでそれほどでもないのですが、背景絵がやばい。背景絵もここまで緻密に書かれたのは他にないでしょう。メイン背景美術のゆうろはminoriやAugustで背景絵をよく描いているのですが、『魔法使いの夜』の力の入りようはこれまで以上。背景絵が良すぎてキャラクター絵が浮いてしまいそうです。



 以上、体験版の感想でした。製品版でどれほどの演出が見られるか楽しみです。この体験版ではシナリオの方は1時間弱のぶつ切り構成だったので良くわかりませんでしたが、製品版ではシナリオの方にも期待したいところです。

 最高の贅沢ゲームの発売が待ち遠しいです。




 参考:企画・シナリオ・原画に演出が並ぶ時代



[RSS] [Admin] [NewEntry]

[2011.12.18(Sun) 22:18] 魔法使いの夜Trackback(0) | Comments(0)
↑TOPへ


 ← 晴れときどきお天気雨 レビュー ~晴れときどき桜の花びら~ | TOP | 企画・シナリオ・原画に演出が並ぶ時代

COMMENT

COMMENT POST















管理者にだけ表示

Trackback

この記事のURL:
http://udk.blog91.fc2.com/tb.php/679-4a0642a2
 ← 晴れときどきお天気雨 レビュー ~晴れときどき桜の花びら~ | TOP | 企画・シナリオ・原画に演出が並ぶ時代

カレンダー

プロフィール

カテゴリー

twitter

人気エントリー

最近の記事

最近のコメント

最近のトラックバック

リンク

記事一覧

ブログ内検索

メッセージフォーム

応援中

今後発売の期待作

オススメ作品

RSS

FC2カウンター

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。