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ノベルゲームのシステムで無いとすごく困る機能 

2010年05月31日 ()

 お久しぶりです。気づいたら前回の更新から1ヶ月くらい経っていました。あんまり空けすぎるのもよくないですね。もうちょっと定期的に何か書いていきましょうか。
 前回、前々回の記事で言っていた「すかぢ論」の方はほぼ完成しました。ひとまず主宰の方に提出して、誤字等がないか最終チェックをゆっくりかけている段階です。この企画においては様々な方にお世話になりました。この場を借りて礼を。

 4月、5月はだいたいこの原稿の作業をやっていたわけですが、その時に平行してすかぢ作品(ケロQ・枕作品)の方もはじめから読み直していました。終ノ空→二重影→モエかん→……→素晴らしき日々と一通り全部の作品を。そんな風に6,7作品分一気にやっていたら更新する暇があまり取れませんでした。近頃はノベルゲームのプレイ本数も減ってきていますが、たぶんその気になればまだ月4,5本はまだ消化できるんじゃないかとそう実感できました。
 同じ作者の作品を短い期間で全部一気に読むというのはこれまでやったことがなかったので、そんなところからも収穫が結構ありました。1999年発売の終ノ空から2010年発売の素晴らしき日々まで11年分ですからね。物語のテーマからグラフィック、システムに至るまでその変遷がよくわかります。その中から今回はシステム(インターフェイス)部分の話でも。

 終ノ空が発売した1999年というのはノベルゲームのシステムがある程度は確立しているものの、まだ完全には確立しておらず、今のゲームと比べるといろいろ不備もあります。特に昔のケロQはその辺のインターフェイスがかなり悪いです。その中で、ひとつだけなくてすごく困った機能があります。基本的な機能はあるけど、あるひとつの機能が足りない。さて、その頃のノベルゲームにあまりなかった機能とはなんでしょう?

続きを読む↓


 答えはバックログです。

 2000年前後のノベルゲームにはこの機能があったりなかったりしています。当時のゲームをある程度プレイしたことがある方はわかったでしょうか。ケロQの場合、終ノ空(1999)と二重影(2000)まではバックログ機能がないんですね。今Kanon問題で少し賑わっているKanon(1999)も確かバックログがなかったと記憶しています。
 バックログが無いゲームはここまで読みにくいというか、自分がここまでバックログに依存しているという事実に愕然としました。普段は気づきませんでしたが、かなりの頻度でバックログを使用していたようです。気がつくとマウスのホイールボタンに指が移動していました。どうしてでしょうね。昔やった時はそこまで気にならなかったんですけどね。一文一文をしっかり噛みしめて読んでいないのか、一度読んだ文章をちゃんと覚えてないのか。うーん、今回は原稿用に使えそうなテキストのスクリーンショットをいつもより多く取ったりしていたのもあるかもしれません。いつも気に入ったシーンやテキストのスクリーンショットを取るようになったのはブログ始めてからですし。逆に、昔は勢いでテキストを読んでいたけど今はちょっとしたことを気にするようになってバックログを多用するようになった、そういうことにしておきましょう。それなら私の面目も保たれます。
 なんかセーブ/ロードの次にバックログ機能がノベルゲームには必須なんじゃないかとまで思えてきました。セーブ/ロード→バックログ→スキップ→ウインドウ消去→テキスト瞬間表示の順に機能が必須なんじゃないかと。バックログ無しのゲームをプレイしたことがない人はバックログ禁止プレイをやってみたらわかると思います。結構しんどいですよ。

 似たような話を一般PCゲームをやっていた時にも言っていますね。「minoriのバックログが優秀すぎる件」の記事もそうだし、どうもこのブログはバックログに強い縁があるようです。いや、単に私がバックログにこだわっているだけとも…



 参考:バックログ機能について
     minoriのバックログが優秀すぎる件

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[2010.05.31(Mon) 20:37] ノベルゲーコラムTrackback(0) | Comments(5) 見る▼
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COMMENT

by ヤタ
>バッグログ
自分の考えでは、現実世界で書籍を読むときに当たり前の動作ができないと
ノベルゲームでもけっこうつらいものがあるんじゃないかなと思います。
例えば―。

 セーブ⇒栞をはさむ
 ロード⇒栞の位置を確認して、そこを開く
 バックログ⇒本の前のページを開く

ノベルゲームのシステムとして、確実に必要なのは、現実の書籍を読むときにも行う動作である。
そしてそれは何かを読む(ノベルゲーでも現実の書籍でも)という動作において、できないばあいは
非常に不都合であるから、ノベルゲームでも、セーブとかロードとかバックログがないと相当しんどいのかなあと思います。

また、一つの考えとして、ノベルゲームがよりノベルよりになったのではないか?と思います。
昔はノベルゲームは、ノベルよりゲームという傾向があった。
(シナリオで勝負ということを考えていなかったのかもしれないですし、
ノベルゲームという感覚が当時は存在していなかったのかもしれないです)
だが、シナリオで勝負するようになり、ゲームからノベルへの傾向となってしまった。
だから、現実の書籍でも当たり前でできることを、ノベルゲームでもできるようにした

んじゃないのかなあ、と自分は思ったりしました。

それでは。

by wata
バックログはさすがに最近ではまず常備されてますが
自分の場合、文章を送っても音声の再生を続けるという機能がないと
プレイ中かなりストレスが溜まってしまいますね。

素晴らしき日々のレビューも楽しみにしています。

by udk
ヤタさん

>書籍を読むときに当たり前の動作ができないとノベルゲームでもけっこうつらい

 そうですね。あとは本のページを一気にめくったり(高速スキップ)、一気に巻き戻したり(高速巻き戻し)、特定のページに飛んだり(シーン回想)といったことも手軽にできるようになるともっと読みやすいですね。
 快適なプレイ環境(=読みやすさ)を追求し続けて、今のようなシステム環境になっているんでしょうね。


wataさん

>音声の再生を続けるという機能

 この機能は私もよく使用していますね。なるべくボイスは聞きたいけど、全部いちいち待って聞くのは面倒という時に便利なんですよね。

 素晴らしき日々のレビューは……期待している人がいるとなるとやる気が出てきました。もう少々お待ちください。週末に書く予定です。

by コハク
ヤタさんの意見に賛同ですね。
スキップなどは私自身多用する機能ですが、本を読み飛ばすという行為に相当しますし。

電子書籍が話題ですが、ノベルゲームのシステムを参考にすれば快適なUIが構築できるかもしれません。

by 七夜雅
はじめまして。

確かに最近はバックログ機能が無いゲームはほぼ無いですね、PS2のゲームですが2007年クソゲーオブザイヤーの四八(仮)はバックログも既読スキップも無かった様ですが。

間違えてクリックする事もあるし多用する機能ですね。
後wataさんと同じで音声再生を続ける機能があると大分快適になります。

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ケロQ・枕作品のエンドクレジットに見る「すかぢ率」の高さ 2010年版 

2010年04月22日 ()

 ※ケロQ・枕作品のエンドクレジットに見る「すかぢ率」の高さ(udkの雑記帳,2008年10月29日 (水))より追加・改正


 私の好きなシナリオライターの1人にケロQ・枕代表のすかぢ(SCA-自)という人がいます。私がケロQ・枕の作品を追っかけているのも、この人の作品が好きだからです。

 さて、このすかぢですが、文章も絵も両方書けるという多才な人です。ケロQ・枕ではシナリオを書いたり、原画をやったり、演出をやったり、他にもいろいろなことをやっていますそれはもう、いろんなことを1人でやり過ぎてエンディングクレジットがすかぢの文字で埋まりそうなくらいに。

 こんなこと言ってもいまいち伝わりにくいと思うので、実際にケロQ・枕作品のエンドクレジットを元にどのくらいすかぢの名前があるか調べてみました。

 ※赤字:すかぢ
   クレジットを全部表に書き写すのは面倒だったので一部まとめたり省略したりしています。


ケロQ

タイトル終ノ空二重影(二重箱)モエかん(モエカす)
企画すかぢすかぢすかぢ
シナリオすかぢ 日の丸 にのみー隊長すかぢすかぢ 猫基地
サブシナリオ高瀬なおと(他2名)まじか 紫音
原画すかぢ 基4% にのみー隊長基4% すかぢ 2C=がろあ
2C=がろあ 基4% すかぢ
塗装すかぢ 基4% にのみー隊長UEM 猫基地 基4%
すかぢ 2C=がろあ
UEM NAKAM 硯
背景中者 すかぢ にのみー隊長すかぢ 猫基地吉田誠治 ケロQ
プログラムすかぢ ケミカル斉藤
(ゲームデザイン)
blueblue
資料提供すかぢ ケミカル斉藤 sakabe
アニメーター猫基地
広報YASUTAKA
サウンドTime BanditBlasterheadBlasterhead
キャスト関係
デバッグ
スペシャルサンクス
監督すかぢすかぢすかぢ

 


タイトルH2O(√aaa)しゅぷれ~むキャンディサクラノ詩(体験版)
プロデュースすかぢいいださとみいいださとみ
企画藤倉絢一藤倉絢一 柚子璃刃 すかぢすかぢ
シナリオ藤倉絢一 すかぢ藤倉絢一 柚子璃刃 すかぢすかぢ
サブシナリオ柚鈴Team N.G.X 彩音 千歳御空希色
原画基4% 硯 籠目 月音
すかぢ 砌練炭
いぬがみきら 梱枝りこ
深森 karory
基4% 硯 籠目 月音
すかぢ 砌練炭
塗装NAKAM たけぽにあん
籠目 砌練炭 深森
梱枝りこ 日比野翔
NAKAM たけぽにあん
新川尚士 深森
梱枝りこ すかぢ
NAKAM たけぽにあん
籠目 砌練炭 新川尚士
基4% 硯 すかぢ
背景吉田誠治 吉田組吉田誠治 籠目 すかぢ吉田誠治 籠目 すかぢ
演出素材すかぢすかぢ
画面素材ことるりことるり
プログラムDarious SawnDarious SawnDarious Sawn
演出柚子璃刃村本植物園 すかぢ
スクリプト藤倉絢一 casper
猫基地
柚子璃刃 藤倉絢一
上田動物園 村本植物園
casper 他2名
上田動物園 村本植物園
casper
デザインことるりことるり
広報深森深森深森
コンテンツ
ディレクター
コブライカ
サウンドelephant music
ピクセルビー Blasterhead
ryo ピクセルビーryo elephant music
キャスト関係
ムービー
デバッグ
スペシャルサンクス



ケロQ(追加)

タイトル 素晴らしき日々
プロデュース すかぢ
企画 すかぢ
シナリオ すかぢ
サブシナリオ 文音 藤倉絢一 千歳
原画 基4% 硯 籠目 Karory すかぢ
塗装 新川尚士 深草翔 NAKAM ナナカ 籠目 基4% 硯 karory すかぢ
背景 吉田誠治 新川尚士 すかぢ
演出素材 すかぢ
画面素材 ことるり
プログラム Darious Sawn
演出 柚子璃刃
スクリプト 柚子璃刃 コムラ ナナカ 遊鳥 みつき
広報 遊鳥
デザイン ことるり
デバッグ KKKKK szak 藤倉絢一
OPムービー 葵乙夜 【Mju:z】
EDムービー 柚子璃刃 コムラ
サウンド szak ryo H.B STUDIO
全7曲 作詞:すかぢ 歌:はな,monet 作曲:szak,ピクセルビー
キャスト関係



 異常なすかぢ率です。表の上半分が真っ赤になりました。思ってた以上に多かったです。特にケロQ作品はすかぢ率が高い。30%を超えています。仕事し過ぎです>すかぢ
 先月に出た素晴らしき日々なんかはまさにすかぢ作品でしたね。これだけ赤くなるのも頷けます。


 表にして改めてすかぢが多才な人だという認識を持ちました。あれもこれもといろんなことをやってるからサクラノ詩もなかなか出ないんでしょうね(サクラノ詩のシナリオはすかぢ執筆予定)。この分だと陰と影の発売は何年先になるんでしょうか?前回の更新から2年の間に開発無期限停止になりました。


 最後に素晴らしき日々の1シーンを。
 いったい誰のことを言ってるんでしょうね。



 すかぢ0001
 すかぢ0002
 すかぢ0003



 参考:素晴らしき日々エンドクレジット

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[2010.04.22(Thu) 20:35] ノベルゲーコラムTrackback(0) | Comments(0) 見る▼
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何色まで思いつく? タイトルに「色」がつく美少女ゲームいろいろ 

2010年03月22日 ()

 美少女ゲームには、タイトルに「色」「いろ」がつく作品が多く存在します。「○色」や「○○いろ」など様々です。

 そこで問題。
 以下に知名度が高そうな作品の色を20色並べてみました。
 これらの色の中で、美少女ゲームのタイトルが思いつく色は何色ありますか?
 試しにやってみて下さい。
 反転するとそれぞれの色の代表作が表示されます。



茜色   :あかね色に染まる坂(feng),Canvas2~茜色のパレット~ (F&C),
       秋のうららの ~あかね色商店街~ (ブルームハンドル)

秋色   :秋色恋華 (Purple software),秋色謳華 (Purple software)
朝色   :きっと、澄みわたる朝色よりも、 (propeller)
あめいろ :魔法はあめいろ? (Sirius),あめいろの季節 (ZyX)
銀色   :銀色 (ねこねこソフト),銀色の樹 ~粉雪のフォトグラフ~ (BlueBell)
黒朱鷺色 :SIN 黒朱鷺色の少女 (Studio Mebius)
恋色   :恋色空模様 (すたじお緑茶),こいいろChu! Lips (PeasSoft)
セピア色 :Canvas ~セピア色のモチーフ~ (カクテル・ソフト)
空色   :空色の風琴 (THE LOTUS),そらいろ (ねこねこソフト),そらのいろ、みずのいろ (Ciel)
夏色   :夏色小町 (Purple software),夏色さじたりうす ~浜井原学園弓道部~ (ブルームハンドル),
      夏いろペンギン (リトルプリンセス),夏色☆こみゅにけ~しょん♪ (Terios)

ななついろ:ななついろ★ドロップス (UNiSONSHIFT:Blossom)
虹色   :Gift ~にじいろストーリーズ~(MOONSTONE),Canvas2 ~虹色のスケッチ~(PS2)(角川書店)
春色   :春色桜瀬 (Purple software),春色☆こみゅにけ~しょん♪ (Terios)
ましろ色 :ましろ色シンフォニー -Love is Pure White- (ぱれっと)
みずいろ :みずいろ (ねこねこソフト),そらのいろ、みずのいろ (Ciel)
冥色   :冥色の隷姫 ~緩やかに廃滅する青珊瑚の森~ (エウシュリー)
萌黄色  :Moe ~萌黄色の町~ (UNiSONSHIFT)
桃色   :ももいろガーディアン (ALICE SOFT),桃色調教 ~めざせHなお嬢様~ (スワン),
      ももいろ☆ぷらねっと -この惑星の住人はエロすぎて…俺の体はもうもたないッ!!- (ソフトハウスシール)

瑠璃色  :夜明け前より瑠璃色な (AUGUST),瑠璃色の雪 (アイル)
らいむいろ:らいむいろ戦奇譚 ~明治日本、乙女防人ス。~ (elf),らいむいろ流奇譚Ⅹ(cross) ~恋、教ヘテクダサイ。~ (elf)



 何色までわかりましたか?20色全部思いついた人はすごいですね。


 さて、この「色(いろ)」がつくゲームですが、エロゲー批評空間で「色」「いろ」で検索して調べました。その結果、「色」の検索結果138タイトル、「いろ」の検索結果45タイトルがありました(移植等の重複含む)。
 そこから「景色」「お色直し」のような言葉を除くと、全部で52色ありました。多いですね。
 ただ、コンシューマギャルゲーや同人作品も一部入っているので単純にエロゲーのみとはいえません。あくまで参考程度に。


 ちなみに最も多かった色は「夏色(なついろ)」の23作、ついで「桃色(ももいろ)」の12作でした。
 この2色はイメージが湧きやすく、タイトルに使いやすいのかもしれませんね。




おまけ(上級者用)


 上には載せなかった32色も並べておきました。反転で代表作が見られます。かなり難しいですが、腕試しにどうぞ。



愛色   :愛色の関係 (日本プランテック)
藍色   :藍色ノ狂詩曲~Deep Blue Rhapsody~ (SPEED)
青色   :青色のエピタフ (にゃ~にゃ~興信所(同人))
蒼色   :蒼色輪廻 (美遊)
朱色   :赤いCanvasシリーズ なでしこ ~朱色のらせん~ (F&C)
紅色   :紅色ノ狂宴 (Aaru), 紅色天井艶妖綺譚 (LoveDelivery)
あなた色 :ぷにつま ~奥さんはあなた色~ (ぷちぱじゃま)
あやめいろ:あやめいろの夏 (BiT)
風色   :風色のロマンス (Logg),雪のにおいと風のいろ (Ripe)
褐色   :BrownLover~褐色の恋人~ (sec44(同人)),LILITH-IZM04 ~褐色編~ (LiLiTH)
きつね色 :きつね色の子守唄 (ACTRESS)
きみいろ :あるぺじお ~きみいろのメロディ~ (SIESTA)
きんいろ :きんいろツバメの見る夢に (喜屋Labo(同人)),きんいろのしほ(MOBILE) (Exception)
銀白色  :クロムパラダイス銀白色の楽園 (ACID PLAN)
琥珀色  :琥珀色の涙 (Ange)
桜色   :Natural2 DUO ~桜色の季節~(PS2) (角川書店),桜色の手紙 (BlueBell)
淡色   :Canvas3 ~淡色のパステル~(PS2) (GN Software)
つきいろ :Under the Moon ~つきいろ絵本~ (シュガービーンズ)
椿色   :椿色のプリジオーネ (Mink)
朱鷺色  :朱鷺色(ときいろ)の末裔 (ぱれっと(CD-BROS))
刻音色  :刻音色 (Mink)
七色   :Canvas3~七色の奇跡~(PSP) (GN Software)
にび色  :出撃!!乙女たちの戦場 ~闇を切り裂く、にび色の徹甲弾~ (げーせん18)
灰色   :灰色の空に堕ちた翼 (DualTail(DualMage))
白色   :白色シロップ ~ぼくとあいつとみんなのからだ~ (ペケポコ(同人))
緋色   :緋色の姉妹 (JANIS),緋色の病棟~陵辱の至る病~ (GAIA)
冬色   :冬色のマフラー まくらカバーソフト((同人))冬色伝心 (羽根ロム(同人))
闇色   :闇色の器 (Succubus Eye’s(同人)),闇色の童話 (Candle)
夕凪色  :おかえりっ!~夕凪色の恋物語~(非18禁) (ALCO ENTERTAINMENT)
雪色   :雪色のカルテ (Peach)
ゆめいろ :ゆめいろの空へ(非18禁) (NaGISA(同人))
ユリ色  :ユリ色の少女 (Serene)

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[2010.03.22(Mon) 18:34] ノベルゲーコラムTrackback(0) | Comments(3) 見る▼
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COMMENT

by コハク
日本語の色に関する語彙の多さに驚嘆いたしました。
やっぱり詩的な言語なんだなぁと思わされます。

by -
メイプルカラーズは?

by udk
 「カラー/Color」に関しては今回調査対象に入含めなかったので「Maple Colors」は入っていません。

 「カラー/Color」も含めるなら

・INNOCENT COLORS ~Canvas2 Fan Disc~
・Maple Colors
・Maple Colors H
・Maple Colors 2
・LOST COLORS

あたりが入ってきますかね。LOST COLORSはタイトル的に含めるか微妙なところですが。

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あるジャンルのノベルゲームで見かける「スチル」って何? 

2010年03月14日 ()

 あるジャンルのノベルゲームについて書かれた記事を見ていると「スチル」ってワードがたまに出てきます。
 この「スチル」ってどういう意味でしょうか?


 話の発端は、乙女ゲー的クソゲーオブザイヤーwikiを見ていた時のこと。

 時折箸休めにイベントスチルが挿入されるものの、萌える前に
『宣伝用は出来の良いものを厳選して公開していたのだな』、などと要らぬ思案に暮れてしまうこと請け合い。
妙に前面に押し出された主人公に目が惹きつけられ、多くの攻略対象が(せり出した乳房によって)薄らぐ有様。
「どんな作業もこのイベント、このスチルのため。」そう信じて突き進んだユーザーならば、
ずっと抑えて来た何かがこみ上げてしまうかもしれない。

                           乙女ゲー的クソゲーオブザイヤーwiki 2008大賞 より


 文脈的にはCGのことを指していると考えられるのですが、何故「スチル」?
 と思って調べてみると…どうも英語の“still”のようです。
 この“still”、静止画という意味を持つので、そこから静止CG、一枚絵、イベントCGを指す言葉として使われるようになったのでしょう。


 私はその手のゲームを普段やらないので、実際のところはよくわからないのですが、乙女ゲー・BLゲーでは、“一枚絵”や“イベントCG”のことを“スチル”と呼ぶことがあるみたいです。美少女ゲーム(エロゲー)ばかりやっている私はそのことを全く知りませんでした。
 美少女ゲームと乙女ゲーム、同じノベル(アドベンチャー)というゲームシステムを使いながらもその要素を指し示す言葉が少し違っていたりするのはおもしろいですね。


 これからは“一枚絵”でも“イベントCG”でもなく“スチル”で。
 美少女ゲームでもいつか“スチル”って言葉が使われるとおもしろいですね。





 と思っていたらもう既に使われていました。
 ニトロプラス「続・殺戮のジャンゴ」ビジュアルファンブックの紹介より

 全スチル&原画、“虚淵玄”&“Niθ”による作品開発当初の初公開エピソードを含むロングインタビューも収録。


 ニトロの場合キラルという女性向けブランドもあるからだと思いますが、美少女ゲーム界でもスチルという言葉が使われ始めているようです。

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[2010.03.14(Sun) 20:25] ノベルゲーコラムTrackback(0) | Comments(8) 見る▼
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COMMENT

by TCrb
もともと映画の一画面を宣伝用に切り取ったもののことなので、『殺戮のジャンゴ』の場合はB級映画を意識した為ではないですか。
ジャンゴはhttp://randamhexa.blog5.fc2.com/blog-entry-181.htmlの感想とか、虚淵玄と広江礼威との対談でちょっと興味を持ちました。冒険しすぎだぜ…光るマカロニ光線銃…。

by udk
 昔映画で使われていたスチルって言葉がどういう経緯か女性向けゲームに入ってきているのが現状のようで…。ちょっと気になってたんだけど、映画の方ではスチルって言葉聞いたことある、TCrb君?

 ジャンゴの場合は映画を意識してスチルという言葉を使ったってのも考えられるんだけど、この場合はそうでなく…。2007年公開のジャンゴの公式HPではイベントCGって表記されてあって、今回のVFB紹介(2009年)ではスチルって表記になっているから、最近になって女性向けの影響でニトロの広報(WEB担当)の方にスチルって言葉が浸透しているってことじゃないかな。

 ジャンゴはいつかやろうとは思ってるんだけど未だにやってないなぁ。それよりもリンク先の801本の方がジャンゴよりも気になってきた。再販してないかな、あの本。

by TCrb
「先行スチル公開」というフレーズは映画雑誌などで見かけることが多いと思います。ですが、ググるとなぜかおまもりひまりのページが大量に出てくる…たしかにアニメの方でも使うとは思うけど。

女性向けで増えてる原因はようわかりませんね。
もしかして「イベントCG」という言葉に含まれるEROい香り(※少なくとも俺には匂う)が女性には嫌悪感をもたらしている…とか。

801本ならhttp://shop.comiczin.jp/products/detail.php?product_id=4726で買えるようです。会員登録がタルいんでまだ注文してないけど、後悔する前にさっさと手に入れた方が良いか。

by udk
 映画雑誌にはちゃんと使われているのか。それにアニメでも。
 しかし、イベントCGってエロいのか…。今まで知らず知らずのうちにイベントCGという言葉を使ってエロスをふりましていたのか。これからは気をつけよう。
 801の方はTCrb君に任せるよ。君の担当だ。

by TCrb
いえ、単に僕の感覚なので真に受けないでくださいw
バーボンハウス風に言うなら、

エロゲの公式サイトで「イベントCG」のとこを押すとき、君は、きっと言葉では言い表せない「ときめき」みたいなものを感じると思う。
殺伐とした世の中で、そういう気持ちを忘れないで欲しい

ということです。


奴らの描く801…特攻せざるを得ないか…。


by udk
 おもしろい意見だったからつい考え込んでしまった。深く考えてもアレだからイベントCGについてはこの辺にしておこう。

 あの人達なら、蛮族や鎧の時のように、801の新たな可能性を切り開いてくれるに違いない。

by -
>最近になって女性向けの影響でニトロの広報(WEB担当)の方にスチルって言葉が浸透しているってことじゃないかな。

どうもこの主張に違和感。
何か明確な根拠かソースがあるならともかく
結論ありきで考えてしまってませんか?
スチル(スチール)ってのはわりとゲーム業界なんかでも普通に使われる用語ですけどねえ…

by udk
>(366)さん

 この主張については私の推測となっています。上で述べたソース以外には、女性向けのニトロプラスキラルの方でスチルという言葉が使われていることだけ確認しています。


>スチル(スチール)ってのはわりとゲーム業界なんかでも普通に使われる用語ですけどねえ…

 そうなんですか。この記事をあげる前、コンシューマゲームもプレイする知人何人かに聞いてみたのですが全く知らないようだったので、ほとんど使われていないものだとばかり。
 業界では使われることがある用語なんですね。女性向け以外でもよく使われているのでしょうか?

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いろんな角度から見てみる「2chベストエロゲー投票結果2009」 

2010年03月12日 ()


 前回は、2009年に出たゲームで私が気に入ったノベルゲームを5つほど紹介しました。
 今回は、2chベストエロゲー投票の2009年結果からどんな作品が評価されたか見てみようと思います。

 検討に使う投票結果のページはこちら(2chベストエロゲー投票2009
 ここから集計用に使われたExcelファイルをダウンロードしてどういう傾向があるか見てみます。


 まず、総得票数(加点無し)は下の表のようになりました。1人6票まで投票可で、664人が投票、有効票3011票の結果です。点数と書かれてある列がそれぞれの作品の得票数です。全タイトルについて検討していくのはしんどいので上位30までに絞りました。

 2chエロゲ投票2009_上位30位

 2009年、評判が良かったタイトルが並んでいますね。18禁作品のみなのでシュタゲが入ってないのが個人的には少々寂しいです。このうち私がプレイしているのは、村正、星メモ、ベルスターズ、ましろ色、Dies irae、カンパネラ、朝色の7本ですね。まあそれなりにやってる感じです。この投票で上位に来る作品は良作が多いので暇があったらやっていきたいところ。


 単純に総得票数だけを見てみると上のようになりますが、この投票では投票と同時に任意で以下の5項目の中でどの要素が良かったのか記載するようにもなっています。

  S シナリオ(Scenario)
  C キャラクター、声(Character,voice)
  G 絵、演出(Graphic,effect)
  M 音楽(Music)
  P ゲーム性(Playability)
  プラスアルファで、エロ度


 その結果を見ると、それぞれの作品のどこが評価されているのかがよくわかります。
 次にそれぞれの要素でどんな作品が評価されているのか上位30位までをソートして調べてみました。


シナリオ要素について

 まず、シナリオ要素をソートしてみました。30位まで全部載せると長くなってしまうので、上位5つまでを切り取って載せると、このような結果になりました。

 2chエロゲ投票2009_シナリオ

 はじめの総得票数とはまた違った結果となり、シナリオ要素のトップは村正となりました。これが2009年でシナリオが特に良かった作品ですかね。(ただ、シナリオもおもしろいけどキャラクターの方を推したいという人が多かった場合や、そもそもプレイしている人が少ない作品の場合、このソートの仕方だと漏れてしまう作品が出るので注意が必要)
 私は基本的にシナリオが良いエロゲを重視してやっているので、上位5つのうちまだプレイしていない俺つばとナツユメナギサについてはなるべく早いうちにやっておこうと思います。


キャラクター/ボイス要素について 

 2chエロゲ投票2009_キャラ

 シナリオよりもキャラクターでおしている作品(萌えゲー)が多くランクインしました。マジ恋のこの要素への一極集中がやばいです。シナリオもキャラクターも両方人気が高い俺つばはすごいですね。


グラフィック/演出要素について

 2chエロゲ投票2009_グラフィック

 和泉つばす原画+ぱれっと塗りのましろ色がトップとなりました。2番手は3Dグラフィックと演出が強いニトロの村正。このグラフィック要素については下位にも興味深い結果が出たので載せておきます。


 2chエロゲ投票2009_グラフィック30

 あの西又先生が原画の俺つばの得票数がゼロ。世間で大人気の西又先生ですが、俺つばを評価しているエロゲ板の住人はグラフィックをさほど重視していないようです。


音楽要素について

 2chエロゲ投票2009_音楽

 BARDR SKYがトップとなりました。この音楽要素に関しては投票の傾向よりも得票数の少なさの方が気になります。2009年は音楽が良い作品がなかったのか、音楽要素を一番に重視しているエロゲーマーの数が少ないのか…。音楽要素よりもシナリオやキャラの方に評価が傾いちゃうものなんでしょうかね。


ゲーム性について

 2chエロゲ投票2009_プレイアビリティ

 総得票数トップのバルドがダントツでトップになりました。私はゲーム性の強いエロゲーは普段あまりやらないんですが、この結果を見ると、得票数の多いバルドと姫狩りくらいはやってもいいかなと思います。


エロ度について

 そして最後に忘れてはいけないのがエロ度。せっかく18禁作品だけを取り扱っているのですからここも評価しなければいけません。作品全部の評価だとエロゲー批評空間のように数字が出てわかりやすい統計サイトはあるのですが、エロ度(エロ満足度)についての統計情報を扱っているサイトはないので貴重なデータとなります。今回この記事を立ち上げたのもこのエロ度について評価したかったからだったり。
 エロ度(エロ満足度)は以下のように5段階で定義されています。

 2chエロゲ投票2009_エロ満足度

 その平均値を見てみると…

 2chエロゲ投票2009_エロ

 微少女が圧倒的にエロいようです。平均値が4.72ということは、ほとんどの人が微少女のエロに対してExcellent!と言ってしまうくらい満足したということでしょう。これだけエロいという評価があるのなら私も気になってきました。この記事を書いている間に体験版は落としておいたので、記事をあげ次第、体験版をやってみようかと思います。
 巨乳ファンタジーもエロいそうですが、私は“巨”より“微”の方が好きなのでこちらは見送ります。
 あと3位と4位の天神乱漫とWLOのエロ満足度の高さは意外でした。私はやってないのですが、エロいんですね。

 逆に、エロくなかったのは…

 2chエロゲ投票2009_エロ30

 朝色が満場一致でエロくないという評価が与えられました。
 エロイッカイダケだし、まあ仕方ないですかね。
 朝色はシナリオの方がおもしろかったので、個人的にはエロくなくても十分満足しています。



 以上、いろんな角度から見てみる「2chベストエロゲー投票結果2009」でした。検討の結果、シナリオが良い作品として、俺つばとナツユメナギサをプレイすることになりました。ゲームがやりたくなった時はバルドか姫狩りを。そしてエロいのをやりたくなった時は微少女を。

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[2010.03.12(Fri) 00:50] ノベルゲーコラムTrackback(0) | Comments(7) 見る▼
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by 神奈みずき
やはりシナリオ面で村正はすごかったですね。
エロは少なかったですが。老婆とのシーンって。

音楽面でZIZZな村正が低いのが少し驚いたり。

ゲーム性1位なバルドですが、私もやってないですね……。
バルドねこフォースとかはやったのですが(マテ

by udk
村正はエロ以外はどれも良かったですよね。
音楽要素に関しては、全体的に票が入ってないのでなんとも言いづらいですね。ZIZZは毎回安定してると思います。

by フェンリル
姫狩りはゲームがものすごく面白い+全CGコンプに10何周かしないといけないというボリューム+結構エロいでかなりお勧めです。

by udk
10何周はマイナスポイントだけど、ものすごくおもしろいと聞くとやりたくなってくるなぁ。

by しろぶ
演出の一部であってメインになりにくいので、音楽への加点は少なかったんじゃないでしょうか。
特に今回はどれか1要素に限っての投票だったので、その他4要素に比べると投票しづらいルールだったと思います。

by udk
>しろぶさん

それが一番の理由かもしれませんね。
2007・2008年は1作品につき2要素までだったのが2009年は1要素のみの投票となっているというのは忘れていました。今回に限ってはそれも効いてそうですね。

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ズーム演出に定評のあるFAVORITE 

2009年11月13日 ()

 ノベルゲームの演出の一つにズーム演出があります。ズームというのは画像の拡大縮小を行い、絵の見せ方を変える基本的な表現です。ズーム演出はキャラクターとの距離を出したり、語り手の視点の動きを出すのに効果的に使うことができます。昔のノベルゲーではあまり見ませんでしたが、最近ではこの演出もよく見るようになりました。
 先日プレイした星空のメモリアなんかはこのズーム演出が良くできていました。


 ウザ妹縮小  ウザ妹拡大

                       ズーム演出の例(星空のメモリア)


 この星空のメモリアを制作したFAVORITEというメーカーはこのズーム演出が大好きなのか、この演出表現を多用しています。システムも”FAVORITE VIEW POINT SYSTEM (ver3.0)”という独自のものを使い、滑らかな動きで拡大縮小を可能にしています。レビューでは特にふれませんでしたが、これもこのメーカーの作品の良かったところの一つです。
 中でもすごいと思ったのが、全てのCGを拡大できるように作ってあるところです。この星空のメモリアではどのCGも2倍まで拡大できます(前作のウィズ・アニバーサリーでは2.4倍まで)。単純にCGの解像度を大きくして作ればいいだけなのかもしれませんが、結構手が込んでいるなぁと思いました。



 演出の話はこの辺にして、この”FAVORITE VIEW POINT SYSTEM (ver3.0)”でちょっとおもしろいものがあったのでそれを紹介。
 FAVORITE作品では、このシステムのおまけでなんと、


  メッセージウインドウ消去時にイベントCGの拡大縮小ができます!
 


 例えば、ゲームプレイ中に出てきたこんな感じのCG(×1.0倍)の…


  もこもこ×1.0



 メッセージウインドウを消去して…



  ここも×1.0


 気になるところを(×1.2倍)…


  もここ×1.2


 気になるところを(×1.4倍)…


  もこここ×1.4


 気になるところを(×2.0倍)…


 こもも×2.0


 このように拡大できるわけです。0.2倍ずつ、最大2倍まで。(1.6倍と1.8倍は省略)
 今回は金髪ツインテールがツンツンしながらも主人公の服をしっかりつかんでいるその様子を拡大してみました。なお、クリア後のCG鑑賞モードでも同様に拡大縮小ができます。
 私がこのシステムを始めて見つけた時は、ウインドウ消去してイベントCGを見てたら左クリックを押したらいきなり拡大してかなり焦った記憶があります。

 で、FAVORITEのゲームにはこんな機能が付いているわけですが、結構謎機能です。
 クリア後の鑑賞モードならまだしもゲーム中のウインドウ消去時になぜ?と思います。
 この機能の何か良い使い道はないでしょうか…?


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[2009.11.13(Fri) 21:51] ノベルゲーコラムTrackback(0) | Comments(5) 見る▼
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by ヤタ
>この機能の何か良い使い道はないでしょうか…?

 スタッフA:プレイ中に一部のイベントCGで細かいところをズームしたい、という希望がユーザーからありました
 スタッフB:では、ズーム機能つけようじゃないか。
 スタッフA:でも、一部のCGだけズーム機能をつけても気づかれないんじゃないですか?
 スタッフC:しかも一部のCGだけズーム機能つける設定も面倒じゃないですか?
 スタッフB:だったら全部のCGにズーム機能つけようか。

エロゲって時々やっているとプレイ中にここを拡大して見たい!ってのがあったりしませんか?
個人的にはそういった思いをメーカーが汲んでいるんじゃないかな、と思います。
とはいえ、集合系CGとか望遠系CGじゃないと中々ズーム機能使いませんけどね。

あとは、メーカーが俺らの売りにしよう、ということでつけてしまったか…かなと。


自分が過去に使ったときは、星メモでメアのイベントCGの拡大をして、それを壁紙にーという。
まぁ、自分が欲しい位置で大きな画像を作成できる程度かな、と。

by udk
 ユーザーの希望をメーカーが汲んだ結果というのはあるかもしれませんね。皆が気付いてFAVORITEのシステムの売りになるといいですね。

>壁紙にー
 なるほど、こういう使い方もできますね。
 そしてヤタさんはメアのCGを壁紙に…。壁紙がメアというのはヤタさんらしいチョイスですね。

神奈 by -
確かに、最近ではズーム等でキャラの遠近、迫力を演出するゲームが増えてきましたね。

>メッセージウインドウ消去時にイベントCGの拡大縮小
個人的に、すごく感動しました!
やはり、良いシーンは画像だけでも脳内フラッシュバックする人間なので、
こういう機能は素晴らしいなと。

>単純にCGの解像度を大きくして作ればいい
解像度を上げる場合、塗りの点でグラフィッカーの作業が増えるんですよね^^;
こういう理由もあってか、まだエロゲの解像度は低いんですよね。
幅1024くらい最低水準欲しいですが。最近は増え始めて嬉しい限り。


管理人のみ閲覧できます by -

>神奈さん by udk
 神奈さんのようにこういう機能があったらしっかり使うという方がいるのなら、この機能も無駄にならずに済みそうですね。

 最近は解像度が幅1024や1280のゲームを増えてきましたね。特にユーザーが自由に解像度を選択できるゲームはいいですよね。

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「エロゲの秋?」 私的3大秋ゲーをあげてみる 

2009年11月11日 ()

 11月に入って紅葉も見られるようになり、だいぶ秋らしくなってきました。”エロゲの秋”というわけではありませんが、秋の夜長にエロゲなどいかがでしょうか。というわけで今回はオススメの秋ゲーを紹介します。

 秋ゲーとは言いますが秋を題材にしたエロゲは思いの外少なく、春夏秋冬の中で最も少なかったりします。今回は少ない中から私がこれまでにプレイした秋ゲーの中で秋をよく感じたものを3つ選びました。


 以下、私的3大秋ゲーです。一位から順に紹介。




続きを読む↓

1. きっと、澄みわたる朝色よりも、


きっと、澄みわたる朝色よりも、 豪華初回限定版タイトル    きっと、澄みわたる朝色よりも、
メーカー    propeller
発売日     2009年7月24日
シナリオ   朱門優
原画       やすゆき , ヨダ
音楽       樋口秀樹
プレイ時間  約20時間
秋ゲー度   ★★★★★


 私的ナンバーワン秋ゲーはこの作品です。上のパッケージ画像を見た通りの秋ゲーです。
 秋という舞台をうまく活かした作品で、秋だからこそ表現できた、いや秋でなくてはならなかったという点からも”真の秋ゲー”だと思います。
 一本道だとかエロシーンが少ないだとかいろいろ言われていますが、シナリオはおもしろく、作品としての出来(グラフィック・音楽・演出)も非常に良いのでオススメです。秋ゲーをやりたいというのなら間違いなくこれ。プレイすればきっと秋を感じることができるでしょう。

 参考 : きっと、澄みわたる朝色よりも、 レビュー ~あり得ない事を成し遂げてみせた朱門優~




2. Canvas DVD~セピア色のモチーフ~


Canvas DVD ~セピア色のモチーフ~タイトル    Canvas DVD~セピア色のモチーフ~
メーカー    F&C
発売日     2001年11月22日
シナリオ   宮村優 , トノイケダイスケ , 雨城弘明
原画       ☆画野朗 , 魚 , ぽん酢 , 植田亮
音楽       DOORS MUSIC ENTERTAINMENT
プレイ時間  約15時間
秋ゲー度   ★★★


 2番目は初代Canvasです。この作品、なかなか言葉では表現しづらいのですが、全体的な雰囲気が非常に秋らしいんですね。主人公が絵を描くという設定もあるので、強いて言うなら”芸術の秋”的作品ですかね。橙色で統一された画面デザインや茜色の空など、視覚的にも秋らしい作品です
 この作品の良いところと言えばやはりグラフィックでしょうか。CGの美しさは当時の最高レベル。今でも十分通用するレベルかと。ゲーム自体の方は萌えゲーの佳作といったところ。絵が気に入ったのならやってみてもいいかも。 




3. しゅぷれ~むキャンディ~王道には王道たる理由があるんです!


しゅぷれ~むキャンディ ~王道には王道たる理由があるんです! ~ 特装初回版タイトル     しゅぷれ~むキャンディ~王道には王道たる理由があるんです!~
メーカー    
発売日     2008年9月26日
シナリオ    すかぢ , 藤倉絢一 , 柚子璃刃
原画        いぬがみきら , 深森 , karory , 梱枝りこ
音楽        ryo 
プレイ時間   約20時間
秋ゲー度    ★★★


 3大秋ゲー、最後はしゅぷれ~むキャンディ。この作品は他の秋ゲーとは一風変わっていて、ハロウィンをモチーフにしています。『ハロウィンといえば秋』と言うには世間のハロウィンの浸透度はまだまだですが、それでも私はあのかぼちゃを見ると秋を感じるようになってきました。というわけで秋ゲーにエントリー。
 序盤はしんどいけど、後半攻略できるようになってくるキャラ(悠莉・ジャコ)のルートはなかなかおもしろいです。ケロQ・枕らしいカオスな作品となっています。秋のイベントといえばハロウィンだというあなたに…

 参考 : しゅぷれ~むキャンディ レビュー ~ケロQ的王道~






 以上、私的3大秋ゲーでした。どれも秋らしい作品です。秋ゲーに興味があれば是非どうぞ。


 下は惜しくも選外となってしまった作品達。秋ゲー度で言えば星2つ。

・秋色恋華
 秋色はタイトルやムービーなんかはすごく秋っぽいのですが、シナリオにそれほど秋を感じないのがマイナス。修学旅行は南国で、ビーチで泳いだりするし…。もっと秋を感じさせる場所に。

・秋桜の空に
 文化祭や体育祭など秋っぽいイベントはあるけど、今ひとつ秋らしさが足りない。

・Purely ~その狭い青空を見上げて~
 画面デザインやメッセージウインドウなんかはすごく秋の雰囲気が出ているのですが、シナリオとしては秋である必要性は低い。ただ、温泉+秋というのは良かったと思う。


 その他、私がやってないものだと、月陽炎、秋のうららの、クレナイノツキあたりが秋ゲーと言われてる作品ですね。気が向いたらやってみましょうか。できれば秋のうちに…。
 他にも何かいい秋ゲーをご存じの方がいれば、是非教えて下さい。

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[2009.11.11(Wed) 22:22] ノベルゲーコラムTrackback(1) | Comments(3) 見る▼
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by 仮井
同人ですが、TYPE-MOON「歌月十夜」が結構秋なシーンが出てきた記憶があります(「月姫」本編よりも)。

あとは、
Caitsith「いろは ~秋の夕日に影ふみを~」(積んでいて未プレイですが)
NOA「落ち葉の舞う頃」
千世「十六夜れんか」
ぱれっと「もしも明日が晴れならば」
辺りでしょうか。


まあ、ぶっちゃけ“ErogameScape -エロゲー批評空間-”の“POV「秋ゲー」”辺りを見ていただくのが、身も蓋も無いですが早いです。

by udk
 仮井さん、秋ゲーのタレコミどうもありがとうございます。


>歌月十夜

 確かに文化祭や体育祭など秋らしいイベントはありますね。ただ作品の性質上いろんなイベントがごちゃまぜになっているせいかあまり季節は感じなかったです。月姫自体秋が舞台だけど、季節感は薄い。
 ひょっとして妹の秋葉がいるから”秋葉ゲー”略して”秋ゲー”!!
 いや、なんでもありません。


>「いろは ~秋の夕日に影ふみを~」「落ち葉の舞う頃」「十六夜れんか」

 この3つはやったことはありませんが、上2つはタイトルを見る限りは秋っぽいですね。また暇な時に調べてみようかと思います。

>「もしも明日が晴れならば」

 このもしらばはやったことがあるのですが、私には季節が秋なだけに感じました。秋ゲーとは言いにくいです。


>エロゲー批評空間の“POV「秋ゲー」”

 http://erogamescape.dyndns.org/~ap2/ero/toukei_kaiseki/povlist.php?pov_id=145

 このエントリーを書くにあたって、私も一応目は通しています。
 ただ、このサイトはPOVをA/B/Cでランク付けされていますが、

 A:秋という要素をシナリオ、演出に非常に効果的に取り入れている。秋でなければこの作品は成立しない。
 B:秋という要素をシナリオ、演出にそこそこ効果的に取り入れている。秋という要素を抜くと作品の魅力もやや減る。
 C:季節が秋であるだけ。

 このPOVをつけるユーザーのランク付けが結構甘く、Cに相当する作品やBに相当する作品もたくさんAにランクインしてるので、その辺を考慮しないといけないんですね。
 さらに、その作品の秋ゲーPOVが作品POV全体の何割であるかといったあたりも考慮しないといけないので、データの見方が難しいです。
 秋ゲー候補作の一覧としては悪くないんですけどね。

 ぐだぐだ言ってますが、本当のところはこのサイトを紹介するだけだとあまりおもしろくないので、今回は自分の秋ゲーを語ってみました。

by 仮井
>今回は自分の秋ゲーを語ってみました。
いえいえ、了解です~。
因みに、私の方の個人的な秋ゲーは番外で紹介されていた「秋桜の空に」と「月陽炎(+千秋恋歌)」でした。

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ロリババァの別称が決まりました 

2009年11月09日 ()

 先日、[急募] ロリババァの別称で募集した別称について、[投票] ロリババァの別称で投票を行った結果を発表します。。
 この投票、予想以上に多くの票が集まり、最終的にはなんと総数91票に達しました。投票してくれた方、どうもありがとうございます。中には新しい別称をコメントに入れてくれる方もいて嬉しい限りです。



 さて、気になる結果ですが、3位から順に発表していきます。




 まず、第3位は…






 熟ロリ (9票)






 第3位はイシリアルさん命名の「熟ロリ」でした。熟女っぽい香りがしますね。




 続いて、第2位は…






 エターナルロリ (20票)






 第2位は教祖さん命名の「エターナルロリ」でした。肉体的に幼いままという意味が強調されている名称です。
 ただ、『ロリババァという言葉が最も合ってるような…』というコメントも…。ロリババァという既存の名称のイメージに打ち勝つのは難しいかもしれません。




 そしていよいよ気になる第1位は…









 バーロー (31票)









 第1位は私の先輩が命名した「バーロー」でした。
 先輩、おめでとうございます。
 『これがピンときた』とか『キャッチフレーズが気に入った』とかそういうコメントが多かったです。



 というわけで、ロリババァの別称は「バーロー」に決まりました。
 これからはこの呼称を使っていこうかと思います。




 
 見た目は幼女、頭脳はババァ。その名は、「バーロー」






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[2009.11.09(Mon) 22:10] ノベルゲーコラムTrackback(0) | Comments(3) 見る▼
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by イシリアル
バーローwww

しかしなるほど、これはなかなか面白いなぁw

by 柚氷
ロリババァ別称→コナ●君の別称ってww

結構面白いですねw

by 通りすがり
いつも記事を読ませていただいてます。
ロリババァの別称も期待してました。

脱力しましたwwバーローてwww

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[投票] ロリババァの別称 

2009年10月29日 ()

 先日、[急募] ロリババァの別称という記事で募集した別称ですが、想像以上に多くの意見が集まりました。そこでこれだけ集まったことですし、私個人の一存で決めるのもどうかと思い、今回、投票企画にしてみようかと思います。

 と、その前に件の属性がどういったものなのかもう一度確認。
 先週、今週とサークルの連中と小一時間この属性について話し合ったのですが、そもそも定義が曖昧だという指摘を多く受けました。そもそも見た目が幼くて年をとっているだけのキャラは人外キャラにいくらでもいるし、その全部が全部この属性ではないと。したがって、まずこの属性においてどの要素が重要なのかをまず考え、重要なのは年齢よりもむしろキャラクターの内面であるという結論に至りました。キャラの内面が年を重ねた女性であること、つまり精神が成熟しきっているという点が必須であるということです。その上で容姿が幼ければ、ロリババァであると。ヤタさんの言っていることに近いですね。
 そういった定義の属性の名称として考えていきます。

 さて、それを踏まえて投票を。
 投票の際の項目は以下のコメントから採用しました。コメントを下さった皆さん、どうもありがとうございます。

 ・募集記事に直接書き込まれたコメント8件:記事リンク
 ・静夜詩さんの記事及びTwitterでのコメント6件:記事リンク
 ・ルーチンワーク徒然草さんのコメント:記事リンク
 ・深夜に先輩達と話してて出てきた名称:バーロー(見た目は子供、頭脳はババァ(ry。)


 投票の期限は11/4まで。結果についてはそれ以降にでも。上位3つを公開しようと思います。
 何か良い案が思いついた方はコメントにてお願いします。
 





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[2009.10.29(Thu) 00:40] ノベルゲーコラムTrackback(0) | Comments(0) 見る▼
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[急募] ロリババァの別称 

2009年10月17日 ()

 「ロリババァ」という属性をご存じでしょうか?
 このブログを読まれている紳士の方々は当然ご存じかと思いますが、一応解説を入れておくと…

 ロリババァとは、見た目はロリータ(1桁~10台前半)、実年齢はババァ(ウン百歳)という萌え(?)ジャンルである。


 こういう属性です。(ソースがアレなニコニコ大百科で申し訳ありません。まだ、マイナーな言葉のようでこれしかありませんでした。)
 例をあげると…ホロ(狼と香辛料)と梨花(ひぐらし)みたいな感じのキャラのことです。

 ・ロリババァ一覧 (ロリババァ創作WIKI)

 最近eden*というノベルゲーをやっていたのですが、それにシオンという上記の属性のキャラが登場するんですよね。


little explorerlittle explorer
(2009/08/07)
minori

商品詳細を見る



 この娘がシオンです。実年齢は約100歳なのですが、外見は少女時代に成長が止まってそれ以来その姿をしています。しかも、100年間のほとんどを研究所で研究することに費やしてきたので、学問的な知識はあるもののそれ以外は世間知らずの少女と同じ。ロリババァには性格がババァそのものの娘と純粋な少女に近い娘の2パターンがあるのですが、シオンの場合は後者です。
 正にロリババァの属性に当てはまるキャラクターなのですが、ちょっと考えてみて下さい。
 
 この娘を「ババァ」と呼ぶことができるでしょうか?

 「ロリババァ」はキャラクターの属性をこれ以上にないくらい的確に表わした言葉ですが、私はこんな可愛い子を「ババァ」だなんて呼びたくありません。
 皆さんもそう思いますよね。


 というわけで、この属性の別称を募集します。
 私が思いついたのはロリ大人とか高齢ロリとかシルバーロリとかロリ女とか、センスの欠片もありません。
 ロリババァがきまりすぎてこれに勝てる言葉が思いつかない…。
 検索してたらフルーベリーという別称が提唱されていたのですが、それは却下で。
 別にロリババァでいいじゃんって意見も却下です。
 もし、いい別称が出たら、今度書く記事のタイトルがその別称から始まります。
 まあ、私のブログ記事のタイトルなんか割とどうでもいいと思いますが、もし何か良い案があればコメントよろしくお願いします。

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[2009.10.17(Sat) 21:25] ノベルゲーコラムTrackback(1) | Comments(9) 見る▼
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by 教祖
この手のキャラは基本年齢関係ないんで、エターナルロリで。

by 神奈水樹
「ろりたんぽ」

ぐあぁぁ……。
私が考えると何故か回りくどいです。
湯たんぽは「湯湯婆」と書き、婆の隠語として使用。
そして完全ひらがなによってロリさをアピール……。
「ゆ」は純粋に「湯」なので、排除。

なっなんでもないですっ


by フェンリル
教祖様のエターナルロリがなかなかだと思う中、○ダルトチルドレンやデルニエフィーユ(仏語で最後まで少女の意)などを提案。
しかし自分のセンスのなさに焦る。
ちなみに○にしているのは禁止ワードに引っかかるから。

by wizan
なんだか、ロリババァっていうのはババァに敬意の対象があってエターナルロリっていうとロリであることに敬意の対象があるきがする。

と、書いたけどぶっちゃけどっちでもいいですね。ただなんとなく例にあげたふたキャラはあまりどちらにも適してない気がする。

by カーフ
この手のキャラは大人キャラじゃダメだと思い込んでいるスタッフの能力の低さや自信の無さの現れ
・・・だと思ってる女教師属性の人です(:^-^)

賢女(けんにょ)とか、ネオロリとか・・・かなぁ(・・;)

by 柚氷
ネーミングセンスとか皆無な自分には…

ミニ+シニアでミニアとか…(;´-`)

by udk
 こんな呼びかけに答えてくれる人がこんなに出てくるとは思いもよらず、嬉しい限りです。教祖様、神奈さん、フェンリル君、wizan君、カーフさん、柚氷さん、それからトラックバックを送ってくれたヤタさん、意見をどうもありがとうございます。
 別称の募集についてはもう続けるつもりです。落ち着いたらまたこの案件を自分の中でまとめてみようかと思います。投票形式にしてみるのも一つの手かも?

by 通りすがり
ア ダ ル ト ロリとか。

今さらですけど by 通りすがり
合法ロリ

っと私は読んでます

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ノベルゲームの演出が行き着くところ ~ノベルゲームの技術進歩と未来~ 

2009年10月14日 ()

 何年もノベルゲームをプレイし続けている私ですが、演出技術やシステム技術が向上していくのを見るのが一つの楽しみだったりします。技術の向上というのは小説などの他の媒体には無い、ゲームならではのおもしろさです。(あるにはあるのですが、ゲームほど技術向上が早くありません)
 シナリオに関してはその時々で良かったり悪かったりしますが、技術というものは時間の経過とともに少しずつ確実に良くなっていっています。たまにダメな演出が作品を悪くしていることもありますが、だいたいは良い方向に向かっています。
 「私とノベルゲー」でも書いた内容ですが、これも私がノベルゲームを好んでる理由の一つです。
 
 そんな感じで演出・システム考察が大好きな私。BITTERSWEET FOOLS、Wind、はるのあしおと、とminori作品をやっていってefをプレイし終わった時、『minoriが提唱するインタラクティブノベルは完成した』『efはインタラクティブノベルの到達点だ』とそんなことを言っていました。その当時の自分の中には、インタラクティブノベルの完成した喜びの感情と、そしてもう一つ、これ以上の発展は望めないんだろうなという寂しさも同時にありました。efがノベルゲームの演出のひとつの到達点に達してしまった今、これ以上の発展はあるのかと。
 しかし、先日eden*をプレイして、演出技術がefからさらに進歩しているのを実感しました。Wind→はるのあしおとの時のような革新的な演出の変化ではありませんでしたが、それでもefの時よりも技術が進んでいました。もうあまり望めないだろうと思っていた演出技術の向上ですが、まだこれからも望める、まだ磨くべきところはあるとそう思いました。


 今はもうノベルゲームは分野としての成熟期が来ているのかもしれません。ですがゲーム媒体の可能性は果てしなく大きく、思いもしなかったことが可能になることもあります。次なるフロンティアとしては3D演出でしょうか。それとも他の新しい技法が考案されるでしょうか。可能性はまだまだあります。そして、minoriのインタラクティブノベルもまだまだ向上していくでしょう。
 まだまだこれからもノベルゲーを楽しんでいくことはできそうです。


 最後に…


 これからもノベルゲームが発展していくことを願って―




 関連記事 : 私とノベルゲー ~私がノベルゲーをこよなく愛する理由~
         ef - the first tale. / ef - the latter tale. レビュー
         eden* レビュー ~3つの意味での実験作~

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[2009.10.14(Wed) 20:12] ノベルゲーコラムTrackback(0) | Comments(3) 見る▼
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by 神奈水樹
個人的には、解像度上げと音声のサラウンド……。
でもその場合BDに媒体が移るのでしょうか。
だったらまだ導入してないし……。

私が思うに、ノベルゲーの最終形態は、
限りなくアニメに近い演出の文章ゲームかな? と。
背景が動いたり、様々な趣向が出てきてますし。

ただ、個人的には現時点がノベルゲーとしては好きです。
小説とは違う、けれどもある意味不自由な。
そんな世界が気にいってます。

それ以前に演出豪華になるとシナリオの仕事が削れてくので……。

by udk
>解像度

 解像度上げはいくつかのメーカーが実施していますね。
 最近出たゆずソフトの天神乱漫の解像度も1280×720でしたし。
 ユーザー環境に合わせて解像度が変えられるシステムは好きですね。


>サラウンド

 音声のサラウンドについては私の知る限りではまだどこも実施していませんね。
 ユーザーの音環境にも依存しますが、できたらおもしろそうですね。
 確か、fengの新作がそんなことをするとか言ってたような…。
 記憶が不確かですが…。


>ノベルゲーの最終形態

 ノベルゲーの一つの方向性としては、映像作品の絵コンテ的なものに近くなるんじゃないかと思っています。絵コンテの絵を綺麗なCGに仕上げて、脚本(テキスト)と音声を入れたものになるのではないかと。映像作品は絵コンテのシーンとシーンの間を動画でつないでいますが、ノベルゲーの場合はそこをテキストとノベルゲーの演出でつないでいくと。
 まあそれがminori作品で、彼らが目指しているものではないかと思います。


by フェンリル
fengは音に関して一工夫していると以前話していましたね。「星空へ架かる橋」でしたっけ。
ここ2年ほど大きなチャレンジをする作品がないのでこの音に関する工夫が新たな風をこの世界に吹き込んでくれると嬉しいですね。

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プレイヤー=傍観者の図式を加速させるeden*の演出 

2009年10月11日 ()

 ノベルゲームでは通常、語り手(主人公)の視点で物語が進んでいきます。主人公=プレイヤーの図式となる作品が多く、そのため、語り手から見た情景が画面に映し出されることとなります。いわゆる現行の立ち絵演出に多く見られる画面構成です。


 通常の立ち絵演出
           ↑ 通常の立ち絵演出


 ですが最近では主人公に個性を持たせ、主人公≠プレイヤーとする作品も増えてきています。すなわちプレイヤーはただの物語の傍観者となる作品ですね。
 そんな中、プレイヤー=傍観者の図式をさらに加速させているのがminoriの新作「eden*」の演出です。ノベルゲームでは通常「一枚絵パート」と「立ち絵パート」の2つの表現方法が用いられています。eden*では、その2つよって生じる画面構成の切り替えによるずれをなくそうという試みがなされています。その試みの1つが下のような画面構成。


 edenの後ろ姿付きの演出
              ↑ eden*の演出


 普通のノベルゲームだったら主人公の目線で主人公と会話している人物の立ち絵だけを表示させるのですが、eden*では主人公の後ろ姿の立ち絵も表示させています。語り手の視点とはまた別の第三者の視点(カメラ視点)です。このような画面構成(カメラ視点)のシーンが随所に見られ、主人公がプレイヤーから独立しているように見えます。一応補足しておきますと、主人公目線の画面構成もある程度はあります。ですがeden*の場合、画面の中に主人公が映っている画面構成の割合が従来の作品よりも多いです。
 このようにして、eden*ではプレイヤー=傍観者の図式が強くなっていました。

 またこうしてカメラワークを絶えず変化させることで、立ち絵パートを立ち絵パートと意識させないようにしていました。その結果、立ち絵と一枚絵の切り替えをあまり感じず、スムーズに物語を読み進めることができるようになっていました。映画などの映像作品を見ているのに近かったですね。
 「一枚絵パート」と「立ち絵パート」、長らくノベルゲームを構成していた2つの画面構成の境界がなくなる時がついに来たようです。


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[2009.10.11(Sun) 03:51] ノベルゲーコラムTrackback(0) | Comments(2) 見る▼
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by 神奈水樹(後輩)
minoriは、ef等でもシナリオの書き方が第三者視点でしたしね。
あの作品はだからこそ複数視点の展開が美しかったなと。
勿論他の要素もありますが。

このメーカーさんは主人公≠プレイヤーという表現方法にこだわってるような気がします。
勿論良い意味で。

主観的表現で使える細かな"細かな心理描写"ができない方法ですし、
その文如何にそれを他の部分で表現できるかですね。

個人的には、この第三者の表現方法は、minoriの綺麗な世界観にはぴったりかなと。



by udk
 最近のminoriの映像的演出もいいんですが、実は”細かな心理描写”がどんどん削られているのがちょっと寂しいなぁとも思っています。はるのあしおとの時のような”細かな心理描写”もまた見てみたいなぁと思っていたり。

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「エロゲ価格もデフレが進んでいる!? 」を読んで 

2009年10月06日 ()

 前回の記事(1000円高い「9800円エロゲ」の増加とその理由)にて

 今回は高価格なものを取り上げましたが、それとは逆に、低価格作品もここ最近増えてきているように思えます。ですから、今回の結果で9800円エロゲが増加していることはわかりましたが、一概にエロゲ全体の価格が上昇しているとはまだ言えません。
 その辺も含めたエロゲの価格の話はまたいずれ。


と書きましたが、前回の記事で約80本のエロゲを同梱版・リニューアル版と区別して疲れたので放置していました。1年分のエロゲ(約500本)となるとどうしたものかと。特に陵辱系のタイトルは知らないものも多いですし。


 そんな中、エロゲ関係の統計を取らせたら右に出るものはいない(?)efemeralさんが10年分のエロゲ価格度数分布を調べてくれました。

 ・エロゲ価格もデフレが進んでいる!? (spring efemeral)

 なかなか興味深いデータが確認できます。たださすがのefemeralさんも同梱版等を分類するのはやはりやってられなかったようで同梱版等も含めたデータになっていますが、それでもきれいにまとめられていて傾向がよくわかります。

 調査結果で注目したいのが、低価格作品の増加がはっきりと確認できるところです。抜きゲーを中心に低価格作品が増えてきているのは感じていましたが、標準価格帯の作品数に迫る勢いです。ただし低価格作品の中にはリニューアル版(廉価版)が多く含まれているので、実際には低価格作品の率はもうちょっと少ないでしょう。ですがこの割合の高さには目を見張るものがあります。

 私が調べた9800円エロゲ(高価格エロゲ)のエロゲ全体に占める率はあまり高くありません。というか低いです。ですが低価格帯の作品を除いて標準価格帯と高価格帯のみに注目すると、高価格帯の割合は横ばいですが、標準価格帯の割合は下がっていることがわかります。このことから標準価格帯以上の価格のエロゲに占める高価格帯作品の割合は高くなっているということが言えます。これも高価格作品の増加を私が感じ始めた要因の1つでしょう。
 これを見ていると高価格の大作と、標準価格の作品、それから低価格の抜きゲーといった棲み分けができてきそうですね。


 さて、今後の展開としては…efemeralさんが調査した

 ・エロゲ価格は10年以上据え置きである

 この統計方法2008年以降の移り変わりを調べて主要エロゲ価格分布を検討したり…、

 ・エロゲの売上本数の64%は、36%のタイトルに依存している

 上の記事のフェルミ分布なんかを使って、各年の全エロゲ販売本数に占める高価格帯作品の割合を調べてみたりしたいのですが…、まあ2009年が終わってからですかね。

 そして私がもう一度凝った統計記事をやる気力があれば……たぶんない…

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[2009.10.06(Tue) 22:51] ノベルゲーコラムTrackback(0) | Comments(2) 見る▼
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COMMENT

by 神奈水樹(後輩)
こんな猛者がいらっしゃるなんて!
ふむ……確かに9800円代は増えているけれども、通常価格商品は既に
2000年始めの時点で突然減少傾向に。

2000年を境に何かあったのでっしょうか?
さすがに7%突然下がるのは……。
個人的に大きいと思ったのは、媒体だと思います。
CD-ROMからDVD-ROMへの移行時期ではないでしょうか?

この記事とかも参考になるかな? と。
http://dakuryu.at.webry.info/200808/article_2.html

by udk
 2004年から標準価格帯(9000~10000)の割合が減少していますね。それとともに4000以下の低価格帯の割合が大きく増えています。2003年前後と言えばCDからDVDへの移行時期なんですが、それを標準価格帯の割合が減って低価格帯の割合が増えたのと関連づけるにはちょっとしんどいですね。
 「なぜ低価格帯のエロゲが増えてきたのか?」それを考察する必要がありそうですね。

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1000円高い「9800円エロゲ」の増加とその理由 

2009年09月30日 ()

◆エロゲ価格といえば…

 エロゲの定価といえば、今までは8800円(税込み9240円)が基本でした。

 参考リンク : エロゲ価格は10年以上据え置きである(August Dojin Data Base)
 1996~2007年のランキング10位までのエロゲ価格(税抜)を調べて、平均値、中央値、最頻値を算出。


 ですが最近、大作を中心に9800円(税込み10290円)のものが増えているような気がします。

 そこで今回は、本当に9800円のゲームが増えているのか、実際に調べてみました。


◆調査方法

 今回の調査で用いたのはDepend Spaceさんのところの発売情報リストGetchu.comの詳細検索。
 2007年以降発売の18禁PCゲームの中から定価が8800円よりも高いものを抽出しました。

 なお、過去作が一緒に入っている同梱版(BOX版)はカウントしない方向でいきます。この辺の見極めは結構難しいのですが…。例えば、夜明け前より瑠璃色な -Moonlight Cradle- 初回版 プレミアムエディション は9800円なのですが、-Moonlight Cradle-に -Brighter than dawning blue-が同梱されているということで除外しています。魔王と踊れ!2~change of the world~ 豪華特典版(9800)なども同様の理由で除外しています。
 あと、リメイク版、リニューアル版等も除外しています。除外したものについてはこの記事の最後に載せています。

 以下2007年以降に発売された定価9000円(税抜き)以上の作品です。タイトルの右側に価格を、9800円のものにはタイトルの左側に赤丸印を併記しています。抜け落ちているものや間違っているものがあればご指摘お願いします。



◆調査結果

◇2007年

 (上半期)
赤いCanvasシリーズ なでしこ~朱色(あか)のらせん~ 特別限定版 9800
EVE~new generation X~ 初回版 9800
 桃華月憚(とうかげったん) 豪華版 12800

 (下半期)
人工少女3 初回限定版 9800
 ほしフル~星藤学園天文同好会~ 初回版 9523
 聖なるかな-The Spirit of Eternity Sword 2- 通常版 9500
 Clear-クリア- 豪華初回版 10800
GUN-KATANA(銃刀)-Non Human Killer- SPECIAL COLLECTION 9800
√ after and another 特装初回版  9800
 エターナルファンタジー 初回限定版  12800(通常版10800)
 タイムリープ 特別限定版 11410(通常版9500)


◇2008年

 (上半期)
Pia▼キャロットへようこそ!!G.P. 初回版 9800
G線上の魔王 初回超重量版 9800
 戦女神ZERO エウシュリー 9400

 (下半期)
 ETERNAL KINGDOM~滅びの魔女と伝説の剣~ 初回限定版 10800
タユタマ -kiss on my deity- 初回限定版 9800
ティンクル☆くるせいだーす 初回限定版 9800 (プレミアムエディション 20000)
 スマガ 特別限定版 10800
D.C.II P.C.~ダ・カーポII~プラスコミュニケーション 初回限定版 9800
真・恋姫†無双~乙女繚乱☆三国志演義~ 9800


◇2009年

(上半期)
 輝光翼戦記 天空のユミナ 豪華特装版 10800
 トキノ戦華 初回版 10800
祝福のカンパネラ 初回限定版 9800
Canvas3~白銀のポートレート~ 9800
BALDR SKY Dive1“LostMemory” 初回版 9800
聖剣のフェアリース 初回版 9800
Flyable Heart 初回限定プレミアム版 9800
 はらみこ 初回限定プレミアム版 9500
ヴァルキリーコンプレックス 初回限定版 9800
Tech48 9800

 (下半期)
 仏蘭西少女 ~Une fille blanche~ 豪華特装版 ~Tony’s BOX~ 14800
 フォルト!! グランドスラムBOX版  12800
きっと、澄みわたる朝色よりも、 豪華初回限定版 9800
MQ~時空の覇者~ 限定版 9800
77(セブンズ)~And,two stars meet again~ 豪華特装版 9800
真剣(マジ)で私に恋しなさい!! 初回限定版 9800
 タイムリープぱらだいす 9500
 (10月以降の予定)
擬態催眠 9800
 Cross Days(クロスデイズ) 初回限定版 12800
 紫電~円環の絆~ 特別版 11800
しろくまベルスターズ♪ Xmas Box 初回限定版  9800
BALDR SKY Dive2“RECORDARE” 初回版 9800
シュガーコートフリークス 9800
絶対★魔王~ボクの胸キュン学園サーガ~ 初回生産限定版 9800
Pia▼キャロットへようこそ!!4 豪華重量版 9800
 Dies irae~Acta est Fabula~11800※追記:同梱版扱い




◆まとめると9800円作品は…

 2007年は全部で11作、そのうち、9800円のものは5作。
 2008年は全部で9作、そのうち、9800円のものは6作。
 2009年は全部で26作25作、そのうち、9800円のものは17作。(発売予定のものを含む)
 ※追記:Dies irae~Acta est Fabula~が同梱版扱いのため、26作25作に。

このような結果となりました。
 この結果を見ると、2009年に9000円以上の作品が一気に増えています。そしてそのうち65%近くが9800円です。この9800作品は2008年下半期から徐々に増えてきています。そして2009年には月1作以上のペース、2009年下半期は9800作品だらけに…。同梱版ということで除外した作品を加えるともっとすごいことになりそうです。

 以上より、この調査を始める前に感じていた9800円エロゲの増加が確かめられました
 次に、この9800円エロゲが増えてきている理由について考察します。


◆9800円作品が増えてきている理由

(1)制作費の増大

 まず、どのような作品が9800円となっているかですが、それについては作品は大作がほとんどです。この原因としては、『1作品あたりにかかる制作コストの増大』が単純に最も大きいでしょう。昨今のエロゲでは、ボリュームの増大により、1作品あたり制作期間が長くなっています(特に大作の場合)。ボリュームというのはシナリオの長さもそうですが、グラフィック面でもそうです。最近は、CGの枚数が増え、塗りも高レベル化して手間がかかっているので、グラフィック関係の制作時間も長くなっています。
 このように、制作期間が長くなるとそれだけ制作費(人件費)がかかることになり、製品の価格も上げざるをえなくなります。
 一部9800円作品に含まれている3D作品やアニメ系の作品、ゲーム性のある作品の価格が高いのも、特殊なものを作っている故の高い制作コストによるものだと考えられます。

(2)特典の高コスト化

 他の理由としては、特典にかかるコストが上がってしまった結果、価格も上がってしまったということも考えられます。
 昔と比べると、最近は特典が豪華になり、また数も増えてきたように思います。初回版の装丁も良くなっていますし。紹介した高価格作品の中には、豪華特典がついているものも多くあります。特典のせいで価格が上昇しているというのもあるでしょう。


◆今後の価格は…?

 今回の調査で9800円エロゲが増加しているということがわかりましたが、この傾向は今後も続くのではないかと考えられます。大作を中心に9800円のものが増えていくのではないでしょうか。もともと高価なエロゲの値段がこれ以上高くなるのはあまり喜ばしいことではありませんが、それも制作コストや特典を考えると仕方ないのかもしれません。売り上げ本数が多くなれば、価格の上昇を止められるのでしょうが、昨今の売り上げデータを見るに難しそうです。そしてもしかすると、ゆくゆくは8800円から9800円がデフォに…。1エロゲ=1ユキチの時代が来るかもしれません。まあもしもの話で、さすがにそれはないと思いますけどね。

 今回は高価格なものを取り上げましたが、それとは逆に、低価格作品もここ最近増えてきているように思えます。ですから、今回の結果で9800円エロゲが増加していることはわかりましたが、一概にエロゲ全体の価格が上昇しているとはまだ言えません。
 その辺も含めたエロゲの価格の話はまたいずれ。






◆参考:除外したもの(同梱版・リニューアル版など)

 (2007年)
 プリズム・アーク with Vocal Collection 9800
 カスタム隷奴F SpecialEdition 初回版 KISS 9800
 雷の戦士ライディⅠ&Ⅱコレクションパック 12800
 とらぶるDAYS 特別版 10800
 続・秘湯めぐり 初回版 10800
 戦場 Value Pack 12800
 聖なるかな-The Spirit of Eternity Sword 2- SPECIAL PACKAGE 12800
 IZUMO3 特別版 12800
 人妻×人妻 スペシャルBOX 10000
 特警戦隊サイレンジャー 初回版 プラス 特命戦隊ユズレンジャー 9800
 月神楽 特別版 10800

 (2008年)
 プリズム・アーク らぶらぶ感謝パック 14800
 あねいも2セット 13800
 君が望む永遠 ~Latest Edition~ 初回版 9500 (リメイク版のため)
 虐襲3 初回版 + 虐襲1 9800
 闇の声 永久堕落BOX 初回生産限定 14800
 lightBOX2008 初回限定生産 light 14800
 propeller 燃焼系3本パック 11800
 ××な彼女のつくりかた ハプニング 9800
 こんぼく麻雀~こんな麻雀があったら僕はロン!こんな娘がいたら僕はもう…!! 同梱版 12800
 借金姉妹2 LIMITED EDITION Selen 8980
 ひなきんBOX 初めてなんです黒白(こくはく)するの 14800
 ピリオド sweet drops 新入生歓迎セット 12800
 堕姫(おとめ)2 特別版  10800
 フルメタルBOX 19800

 (2009年)
 魔王と踊れ!2~change of the world~ 豪華特典版 9800
 夜明け前より瑠璃色な -Moonlight Cradle- 初回版 プレミアムエディション 9800
 Canvas3 白銀のポートレート コンプリートBOX 18800
 ステルラ エクエス コーデックス~黄昏の姫騎士~ 限定版 9800
 @HoneyComing RoyalSweet PremiumEdition 9800
 D.C.II ダ・カーポII スターターパック 9800
 Pia▼キャロットへようこそ!!4 Pia▼キャロ・コンプリートBOX 19800
 Dies irae~Acta est Fabula~ 11800(※追記)


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[2009.09.30(Wed) 22:20] ノベルゲーコラムTrackback(1) | Comments(15) 見る▼
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COMMENT

by ラルフ
9800円「ちょうど」のエロゲが増加しているというご主張はデータの存在もあり理解できるのですが、挙げておられる理由は、いずれも9800円「ちょうど」のエロゲが増加していることの説明としては不十分です。

なぜなら、開発費の高騰・特典の高コスト化は価格の高騰に対する理由にはなりえますが、9800円「ちょうど」に収める理由にはならないからです。実際、仏蘭西少女やフォルト!!は、特典を極端に豪華にすることで価格を1万円以上にあげています。

したがって、それ以上の価格にせず9800円「ちょうど」に「押さえている」理由をご提示される必要があるのではないでしょうか。

by udk
 鋭いご指摘どうもありがとうございます。
 ご指摘のとおり、9800円という価格である必要性については明確な理由を述べていませんね。

 その点については私もきちんと考えていなかったのですが、単純に、8800円から価格をあげるならまずは9800円が妥当と販売側が考えたからではないでしょうか。
 エロゲ価格は1000円ごとに値段を設定するのが(一部を除き)どうも慣例なようですし。1万円という桁の壁を越えないぎりぎりのラインが9800円ですから(定価・税抜きで)。桁が1つ上がると心理的にすごく買いにくくなりますからね。10800円にはかなり抵抗があります。
 それにフォルトや仏蘭西少女のように4000円以上も高いと手を出しにくいですが、1000円程度の値上げならまだ大作・豪華特典ということを言い訳にしてユーザーが購入しやすいというのもあると思います。

by -
特典が豪華だから単価が上がるんじゃなくて、単価を上げるために特典を豪華にしてるんだと思います。

by udk
>価格を上げるために特典を豪華にしている

 ご指摘のとおり、そういう作品も中にはあるでしょうね。フォルトや仏蘭西少女なんかは価格を大きく上げるための豪華特典のように思えますし…。

 個人的には…
 ・特典を豪華にしたために、価格が上がった
 ・価格を上げるために、特典を豪華にしている
 どちらもあると思います。


by -
統計取る前調査方法の統一を。全く持ってデーターに信頼性が無くなる
初回版、豪華特典版等で他に通常版が在る場合
差額分が金額相当の物なら無理に価格を引きあげの理屈がおかしいですよ
たとえば仏蘭西少女は金額に見合うと思います

通常8800+初回豪華なら簡単に超えるでしょう
通常6800+しょぼい特典なら超えないでしょう

by udk
> (239)さん

> 統計取る前調査方法の統一を。

 統計の取り方についての指摘はありがたいのですが、上の一文の指し示す意味が理解できなかったので、できればどういう風にこの調査方法を変えればいいのか教えていただけないでしょうか?

by -
まぁ結果に文句があるなら自分で調べてトラックバックしろよ

by  
Dies iraeは追加ディスクだけなら4800円ですよね

単価上げるためというなら、同梱版が減っていることが不思議になりますね

Key 10th Memorial BOXは除外リストに加えてもらえないでしょうか?

by udk
> (242)さん


>Dies iraeについて

 すみません。Dies irae~Acta est Fabula~は同梱版扱いですね。Wiederkunft所持者用のアペンドディスクのことを忘れていました。修正しておきます。
 旧作(Dies irae -Also sprach Zarathustra-)を持っているのに情けない…


>同梱版が減っていることについて

 これは2009年がたまたま少なかった(もしくは2008年が多かった)のではないかと思います。同梱版が出せるゲームというのは限られているので。


>Key 10th Memorial BOXについて

 今回の調査では年齢制限(18歳以上対象の)PCゲームに限定しているので、全年齢の「Key 10th Memorial BOX」は除外しています。せっかく提案していただいたのにすみません。

by -
エロゲなんて基本止め絵ばかりなのに、なんでコンシュマーゲームより高いんだろうな

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「エロゲのボイスをどこまで再生しますか?」への返答 

2009年09月24日 ()

 静夜詩さんのところで

 『あなたはエロゲのボイスをどこまで再生しますか?』

 という企画が開催されています。なかなか興味深い企画なので、リンクを貼って応援させていただきます(Twitterで『投票企画にしてみたら?』と適当なことを言った身としては全力で応援)。この記事をご覧の皆さん、是非投票していって下さい。(~9/27まで)


◆私の場合

 さてこの投票ですが、次の3つの選択肢の中から1つを選ぶようになっています。

 (A)その時々で聞いたり、聞かなかったりする
 (B)文章が全部表示された後、ボイスも全て聞き、次の文章に進む
 (C)文章が全部表示された後、ボイスを関係なしに、文章を全部理解したら次の文章に進む


 私の場合(A)です。この際、できればどういう時に聞くのかということも一緒にコメントして欲しいとのことなんですが、いざ書き始めるとコメント欄に収まりそうになかったので、今回はこちらの記事の方でコメントを書かせていただきます。


 まず、私がどういう時にボイスを聞いているのか、結論から言いますと…

 ・ボイスを聞くことに意義がある場合はだいたい聞きます。そうでない場合は読み飛ばすことが多いです。
 ・あとはその時の気分で聞いたり聞かなかったりします。


 私の場合こんな感じです。ケースバイケースなことが多いです。
 以下、どういう時にボイスを聞いて、どういう時に聞かないかを述べていきます。


◆ボイスを聞く/聞かないの理由

(1)キャラクターイメージの付加
 まず、ノベルゲーにおけるボイスの役割のひとつに、「キャラクターのイメージ(個性)」の付加というものがあります。声質やしゃべり方がキャラに個性を与えるというものです。キャラの個性を出す上でテキスト・絵に次いで声は重要な働きをします。はじめにある程度キャラクターのボイスを聞いておくと、キャラクターイメージというものはできあがるので、その点においてはそれ以降読み飛ばしても大丈夫な状態になります。
 しかし、それですとひとつ問題が発生することがあります。それがボイス演出です。

(2)ボイス演出
 ボイスによって場の状況を表現する演出です。ボイスというものは言うまでもなく、情報量を多く持っています。それでないと表現できないものも多くあります。
 特にボイスの価値が高まるのが、テキストの細かい描写はできるだけ排除して会話文を中心に脚本を進めていくADVタイプの作品の場合。テキストで表示されるべき情報がボイスの方に詰まっているのでボイスを聞くことが非常に重要になってきます。また最近では背景ボイス(バックグラウンドボイス)のようなテキストで表示されないボイスのみの情報もあったりします。
 このようにボイスによる演出の比重が高い作品はボイスをなるべく聞くようにしています。特に、ボイス演出が上手いメーカーの作品はほぼ全部聞くこともあります。
 逆にノベルタイプのゲームで多いのですが、地の文で描写をしっかり書くシナリオライターの作品の場合、ただ単に会話文に声をあてているだけだったりするので、そういう場合は読み飛ばすことが多いです。

(3)声優
 演技の上手い声優のボイスは読み飛ばさず聞いてることが多いです。
 それに好きな声優だとつい全部聞いてしまいたくなりますね。
 逆に、演技の下手な方やキャラクターとその声優の声が合ってない時は全部聞くのはつらい…。

(4)プレイ時間
 このように演出上ボイスを最後まで聞くことは大切なことなのですが、最後までボイスを聞いていると、プレイ時間が大変なことになります。読み飛ばしていった時の1.5倍~2倍くらいはかかるんじゃないでしょうかね。あまり時間をかけたくない時はボイスを飛ばすことが多いです。
 それから、そんなゆっくり読んでいられない/続きが気になるって時もクリックして次の文章を読んでしまうことが多いです。逆にシナリオが退屈すぎてもう一気に進めてしまいたい時、ctrlを押してボイス飛ばしてしまうことも…。
 あと最近ですと、テキストをクリックしてもボイスがカットされず、次のボイスが再生されるまでそのボイスが流れ続けるシステムなんかもあります。その場合はそのシステムをオンにしてボイスをテキスト(地の文)を読みながら前の台詞のボイスを聞いていることが多いです。


◆まとめると…

 ボイスを聞く時
 ・キャラが定着するまで
 ・演出上ボイスが重要な場合
 ・声優の演技が上手い場合
 ・好きな声優の場合
 ・キャラと声がよく合っている場合
 ・クリックでボイスをカットしないシステムを使っている場合

 ボイスを読み飛ばす時
 ・キャラが定着した後
 ・演出上ボイスの必要性があまりない場合
 ・声優の演技が下手な場合
 ・嫌いな声優の場合
 ・キャラと声が合ってない場合
 ・時間的に全部聞いてる余裕がない時
 ・続きがすごく気になる時
 ・シナリオが退屈すぎてもう一気に進めてしまいたい時


 個人的に一番重要視しているのは(2)の演出ですね。ボイスを有効活用している作品は好きです。次は(4)の時間ですかね。あまり時間がかかるのも良くないです。
 私の場合、上記の理由に「その時の気分」が加わって聞いたり聞かなかったりする感じです。

 皆さんの場合、どうですか?
 是非、下の投票に参加して意見を聞かせて下さい。
 投票結果を見るのが楽しみです。

 『あなたはエロゲのボイスをどこまで再生しますか?』 (静夜詩)



 参考(これまでのボイス考察記事) : ノベルゲーにおける音声(ボイス)の有無について
                        パートボイスの可能性

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[2009.09.24(Thu) 03:01] ノベルゲーコラムTrackback(1) | Comments(7) 見る▼
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COMMENT

by 神奈水樹(後輩)
個人的には声でスピード感が削げるので、戦闘シーンは声ほとんど聞いてませんね。
Fate等はむしろ 声無しで成功かと。

というか、ノベルゲームの声ほとんど意識してない感じです。。
や、直接頭に入ってる感じでしょうか。

一色ヒカルさまの声は全部聞いてますが(`・ω・´)

by 近代衣服の残響
記事を読んで、改めて考えてみたら、わたしもほぼudkさんと同じスタンスをとっていましたね。
というわけでわたしも(A)です。
が、「人の声/演技」というものが好きなので、あとでボイスを聞きなおす、ということはあります。
まずはシナリオのスピード感に身を任せたい、というのがあり……。
(神奈水樹さん(はじめまして)のおっしゃる「戦闘シーンにおけるボイス」も、確かに、と思います。スピード感を重視する場合、ボイスによる「もたつき」が少々引っかかると感じることがあります。古いゲームですが、アリスソフトの『アトラク=ナクア』やニトロプラスの『鬼哭街』もボイスなしですが、バトルの臨場感・スピード感は相当なものがありました。まあ、やり方ひとつだとは思いますが……)

lightの『僕と、僕らの夏」では「強制ボイス」がありましたね。
あるキャラが切羽詰ったやりきれない心情を吐露するシーンで、長いセリフのボイスを、プレイヤーにカットさせずに強制的に全部聞かせる、といったものです。
これ、一回だけでしたが結構きましたね。
もちろんこればっかりではしんどいですが、「ボイスを聞かせる演出」というものも、考慮の余地があると思います。ただ声を当てるだけ、というのではなくて。

しまったー by 近代衣服の残響
いや、今過去ログ読んで気づいたのですが、udkさん、『僕と、僕らの夏』、すでにプレイ済みでしたか……。
プレイされていないものと思ってコメント書いてしまいました。
どうも失礼しました。取り急ぎ。

by udk
>神奈さん

>戦闘シーンのスピード感
なかなかいい着眼点ですね。私も早く先を読みたい衝動にかられて、戦闘シーンではボイスを飛ばすことが多いように思います。



>近代衣服の残響さん

>あとでボイスを聞き直す
確かにそういうプレイ方法もできますね。そんな進め方があるとは初めて知りました。

>「ボイスを聞かせる演出」
最近はノベルゲーの演出も進んできて、強制オートモードの演出をやるメーカーも増えてきましたよね。あれにはボイスを聞かせるっていう意図もあるんでしょうね。


>僕と、僕らの夏
はい、僕夏はプレイ済みです。未プレイでもプレイ済みでもどちらでも伝わるように書かれていたので別に構いませんよ。それよりもわざわざ過去ログを読んでくださっているのが嬉しいです。

僕夏のあのシーンはいいですよね。私も一番印象に残っています。

by 近代衣服の残響
>あとでボイスを聞き直す

あー、これはわたしのプレイスタイルに起因するものかと……。
というのも、わたし、エロゲーにしろ小説にしろ漫画にしろ、全てにおいて、しつこいくらい何回も再読をするタイプなので……。
また、ちまちまと少しずつ、鈍足進行で進めるというのもあり……。
(だから読破した絶対数が増えていかない)
というわけで、確かに一般的なスタイルではないとは思います。はい。

>別に構いませんよ

そうおっしゃっていただき、どうもありがとうございます。

>過去ログ

最初から読んでいますが、記事が面白いので、時間を忘れて読みふけっています。
冷静な考察と、ネタでの思い切りの良さが面白いです。

コメントするのが遅れましたが by ヤタ
まず、この企画の結果発表記事を掲載することの完了を報告させていただきます。
http://kitakawaseirin.blog64.fc2.com/blog-entry-1403.html
今回は2つも参考になるエントリの掲載から、紹介まで色々とありがとうございましたm(_ _)m
よろしければ、上記記事も目を通していただけるとうれしいです。

>ボイスのみの情報
文字だけの小説の文章と、声や絵があるラノベの文章の最たる違いですね。
エロゲを普通の小説と同じ感覚で読むめない原因でもあるのでしょうけれど
声優さんの技術の差もあるので、つかみ辛い要因だと思います。

両者の文章って言うのは、完全に別物と考えるべきなんでしょうかね。

>プレイ時間が大変なことになります
月々に何本も新作ソフトがでるなかで、気になったのを全部やりたい!となると
あまり時間を割く事ができませんから、そこで泣く泣くガンガンクリックする人も多いでしょうね。
バルドスカイだったと思いますが、あれにはプレイ時間と共に、音声再生時間も記録されていたと思うのですが
結構時間かかっていたのでびっくりした覚えが(少しおぼろげな記憶なんですけど


少し、このエントリから脱線するかもしれませんが、
今回の企画をやっていて無音プレイする人も多いのですよね。

確かに文章に力量がある先生ならば、ボイスの有無関係なしに名作は名作として名を馳せると思いますが
それはエロゲでも果たして本当に有効なのだろうか、という疑問。
暫くは、それなんかも頭の隅に収めつつエロゲをしていると思います。

では、失礼します。

by udk
>ヤタさん

 投票の集計・まとめ記事の作成、お疲れ様でした。記事を拝見しましたが、いろんな意見があって参考になりました。
 聞いたり/聞かなかったりが一番の得票数でしたが、どの項目にもそれなりに票が集まったのが興味深いですね。全部聞いている人もいれば、そうでない人も、聞いたり/聞かなかったりの人もいて、人によって様々なんだと思いました。
 個人的には、制作者の方々がこのユーザーによって違うボイス再生状況を考慮して作品を制作しているのかどうかという点が気になりますね。ユーザーによって聞いたり聞かなかったりするボイスをどういう風に捉えているんでしょうかね。


>ボイスのみの情報
>両者の文章って言うのは、完全に別物と考えるべきなんでしょうかね。

 そうですね。別物と考えるべきでしょうね。
 例えば、下のキャプチャ画像はFateのPS2版とPC版(ボイス有り/無し)なんですが、ボイスで表現できるテキストの情報はフルボイス化の際に省略されているんですよね。http://blog-imgs-11-origin.fc2.com/u/d/k/udk/20070628203054.jpg(元記事:http://udk.blog91.fc2.com/blog-entry-101.html)ボイスを入れる/入れないでテキストも少し変わりますし、絵や演出の程度でもテキストはそれに合わせて変わります。なので、小説とノベルゲームの文章は別物と考えるべきでしょう。
 個人的にはノベルゲームのテキストというのは、小説の文章をより映画や演劇・アニメなどの映像作品に近づけたものだと考えています。脚本という表現が近いですかね。


>バルドスカイの音声再生時間の記録

 この機能はなかなかおもしろそうですね。
 この機能を使って以下の2つの差を取ると、ボイスを最後まで聞くことによって余計にかかる時間がわかります。
 ・文章を読み終わったらボイスを飛ばすやり方で最後まで読むのにかかった時間
 ・オートモードで最後まで読むのにかかった時間
 一度その機能を使って、自分のボイスを聞いている時間を計ってみたいですね。


>確かに文章に力量がある先生ならば、ボイスの有無関係なしに名作は名作として名を馳せると思いますがそれはエロゲでも果たして本当に有効なのだろうか、という疑問。

 これも個人的な意見になりますが、大多数のユーザーは細かいボイスなどの演出よりもストーリー部分の方を評価していると思うんですよね。ボイスなどの演出の善し悪しよりも、単純にストーリーの善し悪しが名作か否かを決めているのではないかと思います。あくまでストーリーを名作の評価を基準にして、それに演出が評価を底上げしていると。
 ですが例外として神がかったボイス演出のシーンがあったりすると、それをしっかり聞いている人とそうでない人で作品の評価も変わってきそうです。


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eden*の販売方式の記事に対して寄せられた意見 

2009年09月19日 ()

 eden*の販売方式に関する記事は最後にすると前回の記事で言いましたが、撤回させていただきます。あの記事の公開後、様々な意見が寄せられているので今回はその補足をやります。
 これまでのeden*の販売方式の記事はこちら↓

 ・PC美少女ゲームの新しい販売方式 ~18禁要素を別売にすることによる利点と欠点
 ・私がeden*の18禁追加ディスクを買わない5つの理由
 ・18禁要素をアペンドディスクで販売する方式と全年齢版・18禁版の両方で販売する方式の違い


◆謝辞と本記事の概要

 これらの記事、いろいろなサイトさんが取り上げてくれて非常に嬉しく思っています。この場を借りて感謝の言葉を。特にいつも真っ先に捕捉してくれるFiRSTRoNさん、それからルーチンワーク徒然草さん、てきとうなものさんはいつもありがとうございます。

 さて、上記3サイトを含む様々なニュースサイトさんが取り上げてくれた際のコメント、このブログに寄せられたコメント、はてなブックマーク内でのコメント(ブコメ)などを見るに、eden*のアペンド方式に関しては賛成意見が多かったです。私も賛成理由をいろいろ書きましたが、やはりユーザーからしてみれば選択性があるということでメリットが大きいからでしょう。また、こちらが想定していなかった考えを持っている方のコメントもあり、参考にさせていただきました。以下、参考になった意見をいくつか紹介します。


◆反対意見

 ・edenの18禁追加ディスクはユーザーにとって得なのか?(純情アグレッシブ!さん)

 美少女ゲームにエロは必須だと考えている方の記事です。貴重な反対意見です。
 『エロゲにエロがあって当然と考えるユーザーにとって、全くメリットがない』
と断言されています。そういう方にとってはアペンド方式には賛成できないのでしょうね。


◆制作側の利益に関して

 柚氷さんのコメント

 コンシューマへの移植経費諸費とエロ要素別売の場合を比較すると、案外差が出ないように思えるとの意見。

 ・匿名の方のコメント

 従来のコンシューマ移植方式の方が制作側にとって利益が大きく、アペンド方式は定着しない。Xrated商法がベストであるとの意見。

 利益に関して2つの意見をいただきましたが、実際はどうなんでしょうね。こればっかりは制作者に聞いてみないとわかりませんね。


◆この販売方式の将来

 ・静夜詩さんのブログでのコメント

 『大手が率先してこの販売方法を取り入れていけば、近い将来変わるかもしれませんね』
 確かに、keyやLeaf、August、TYPE-MOONあたりの大手がやってくれると、この販売方式も定着化するかもしれません。


◆実際にやってみた人の意見

 ・eden* 今回の分離発売における隠れた意図(フェンリルの雑記)

 後輩のフェンリル君が実際にeden*の本編(全年齢版)及びアペンドディスク(18禁版)の両方をプレイしてみて感じた利点と欠点。女性層を狙うには良いのではないかという意見。ブコメでもありましたが規制対策に有効だという意見も。

 ・eden* 全年齢版と追加ディスク版、どちらがお勧めか。(フェンリルの雑記)

 両方やった上でどちらが良かったか、2つを比較しながらの記事。
 『演出部分の18禁要素は欲しい。サービスシーンはいらない』
という考えに至ったようです。Hシーン以外の18禁表現(グロ・流血など)がしっかりと描写されているという点からアペンドディスクの購入がオススメとのこと。そして、Hシーンはあまり必要なかったとのこと。
 残酷な表現がよりリアルになるというのは私にとっては予想の範囲。ストーリー上では特に変わらないということでとりあえずは全年齢版をやって、表現についてはそれから判断しましょうか。エロがいまいちだったというのは残念ですね。




 以上、様々な意見を聞くことができました。
 これからeden*を実際にプレイした人がフェンリル君以外にもどんどん出てくると思います。その人達からこの販売方式についてどんな意見が出るのか楽しみです。もしユニークな意見が多く集まったら、また記事にまとめようかと思います。

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[2009.09.19(Sat) 05:59] ノベルゲーコラムTrackback(0) | Comments(0) 見る▼
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18禁要素をアペンドディスクで販売する方式と全年齢版・18禁版の両方で販売する方式の違い 

2009年09月17日 ()

  前々回、前回とeden*の販売方式について話をしてきました。

 ・PC美少女ゲームの新しい販売方式 ~18禁要素を別売にすることによる利点と欠点
 ・私がeden*の18禁追加ディスクを買わない5つの理由


 今回はeden*の販売方式の最後の話として、上のエントリの最後に触れた2つの販売方式、

 (A)アペンド方式…eden*の販売方式。全年齢版を販売し、18禁要素についてはアペンドディスクで販売
 (B)両方販売方式…全年齢パッケージ版と18禁パッケージ版を両方用意して同時販売する方式

がどう違うか比較していきます。(Bのいい名前が思いつかない…。名称募集中)


 まず、アペンド方式も両方販売方式も基本的にはユーザーに18禁要素が必要かどうかを選択させるという意味では同じです。18禁要素が必要ないユーザーは全年齢版を買えばいいことですし、必要なユーザーは18禁版(アペンドディスク)を買えばいいだけです。ですがこの2つの販売方式、それぞれ僅かながらメリット・デメリットがあります。以下、4つほど考えられることを取り上げてみました。


(1)複数パッケージと単一パッケージのコストの差

 eden*の場合と同じように、全年齢版を5800円、アペンドディスクを1980円としましょう。そして18禁版を合計値の7780円とします。こうした場合、複数購入をする人がいなかった時、どちらの方式も得られる利益はほぼ同じです。ですが、パッケージを分割している分だけアペンド方式のパッケージコストが高くなり、その分利益が少なくなります


(2)流通の在庫リスク

 どちらの販売方式も18禁要素の必要性を選択できるわけですが、全年齢と18禁のどちらがどれだけ売れるのかは実際に発売してみないとわかりません。したがって、どちらをどれだけ製造・出荷し、仕入れるのかは非常に難しい問題となります。発売後片方だけが大量に売れ残ってしまった場合、その分だけ利益が減ることとなります。これをリスクとして捉えると、仮に全年齢版は売れたけれども18禁の方は大量に残ってしまった場合、アペンド方式は1980円と18禁パッケージ版の7780円よりもリスクを少なくすることができます。また、18禁の方は売れたけれども全年齢の方は大量に残ってしまった場合、この場合ではどちらもあまり変わりません。ただ、アペンドディスクの方が増産が容易そうです。


(3)曲芸商法に対しては…

 前々回のエントリのコメントでeden*の販売方式に対して曲芸商法との相性の悪さについて指摘をされました。その通りで、アペンド方式の場合、曲芸商法ができないという欠点(?)があります。両方販売方式もやりにくいのですが、アペンド方式よりはまだやりやすそうです。


(4)浮気性な人に対しては…

 もともと全年齢版を購入していたけど、やってたら途中で18禁要素が欲しくなってしまうことも考えられます。今回のeden*の場合、私は全年齢版のみ購入しますが、ひょっとすると…「シオン可愛いよ、シオン。シオンとのエッチシーンが見たいよ」ってな感じになってアペンドディスクを購入することがあるかもしれません。そんな場合、アペンド方式なら簡単に18禁要素を追加することができます(価格的な意味で)。
 こちらはサークルの後輩からもらった意見です。彼が言うには、「udkさんはあとで絶対アペンドディスクが欲しくなる」とのことですが、どうなることでしょうね。




 以上、それぞれの販売方式による違いを4点ほどあげていきました。
 私としてはユーザーのメリットが大きいアペンド方式がいいですね。浮気することもあり得ますからね。
 メーカー・販売店側からしたら、単純な利益を取るか、それともリスクを少なくするか、はたしてどちらがいいんでしょうね。

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[2009.09.17(Thu) 23:23] ノベルゲーコラムTrackback(0) | Comments(4) 見る▼
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COMMENT

by -
正直、アペンド商法は定着しないと思います。メーカーも店も無駄にリスクを背負い込むだけです。

それに中高生やエロゲコーナーに行きたくない女子にはコンシューマ版を作って売った方がいいんですよ。PCってだけで敷居が高くなるんですから。エロを抜いて売れる内容なら、それがメーカーにとってもお店にとってもユーザーにとってもベターだと思います。そもそもコンシューマ化も2~3万程度売る中堅どころの萌え系タイトルでも普通にやっている事で特別なことでもありません。技術的、資金的な問題は移植会社がカバーしてくれるのでローリスクです(もちろん、ローリターンにもなりますがPC版で利益が出てるなら丸儲けでもあります)。

結局、minoriがコンシューマ化したくない個人的(ブランドですが)な事情を表立って言うわけにはいかないので、それを業界に対する問題提起にすり替えてるだけではないでしょうか。でなければ、単なる誤った使命感ですよね。

ぶっちゃけ、この問題のベストな答えはまず「コンシューマ版」を作るXrated商法だと思いますよ。

by udk
 参考になるコメントありがとうございます。

 そもそも、全年齢版をPCではなく、コンシューマ機で出すということですか。「PCで年齢制限版を出して利益を得て、その後PC版の売上や評判を考慮して少ないリスクでコンシューマ版を販売する」これですと確かにリスクという点ではこちらの方が有利な販売方式のように思えます。
 ただ、PC美少女ゲームのユーザーとしてはどちらにするか選択可能なアペンド方式の方が魅力的なんですよね。コンシューマ方式の場合、どうしても同時発売とならず、ある程度時間が空いてしまって、実質選択可能とは言えないんですね。同時販売ができるのならそれでもいいのですが、それだとリスクという意味ではアペンド方式よりもコンシューマ方式の方が大きいですし…。
 まあ、ユーザーの利よりもメーカーの利が優先されるので、それを考えるとアペンド方式は採用しにくいのかもしれません。minoriのあとにアペンド方式を追従するメーカーが出てくるかというのも難しそうですね。しかし、今回のeden*でminoriがどの程度利益を得るのかによってはまた定着度も変わってくるかと思います。できれば、eden*の販売結果を何らかの形で表に出して欲しいですね。

>それに中高生やエロゲコーナーに行きたくない女子にはコンシューマ版を作って売った方がいい
 こちらに関しては実際のところはどうなんでしょうね。そういった人達を対象とするならPCよりコンシューマの方がいいんですかね?
 ただ、コンシューマといってもPS2の方は移植市場が縮小してますし、次世代機の方も中高生や女性が所持しているかどうかは微妙なところです。PSPは所持している人が多そうですが…解像度や音質がきつそうなところ。かといって、中高生はPCを自由に使えるのかというのもありますが…。
 そう考えると、全年齢として販売するにあたって一概にコンシューマ機が良いとは言いにくいかもしれません。

>minoriがコンシューマ化したくない個人的(ブランドですが)な事情
 3作目(はるのあしおと)まではminoriもコンシューマ移植していたのですが、4作目のefはする気配がありませんよね。
 何か移植できない事情でもあるんでしょうか?
 移植よりも新作を作る方を優先したいのでしょうか?
 それとも、efは分割販売だったから移植がやりにくいんでしょうかね?

by 217
コンシューマ化したくない理由は幾つか考えられます。

1)コンシューマ基準の内容改定をしたくない
当然、コンシューマの方が性描写、残虐描写への規制は厳しいです。パンツもおちおち見せられません(見えなきゃいいなら履かせないという本末転倒なネタもありますが)。マブラヴがあれほどマルチメディア展開に熱心なのにアニメ化、コンシューマ化しないのはそのせいだとも言われています。efは内容的にあるかもしれませんが、edenは自分からエロ抜き版を作って売ったわけですから、これが理由ではないでしょう。

2)移植に対する不安や不満
基本的に移植は移植メーカー主体で始まります。移植メーカーは原作メーカーの下僕ではなく商売として移植するのですから、利益が出るように作らないと意味が無いのです。ですから原作メーカーの要求を無制限に受け入れることは出来ません。受け入れて欲しければ、Leafのように自腹を切って作らせるしかないのです。最近はあからさまに劣化した移植はそうそうないと思いますが、メーカーサイドでは移植メーカーとのやり取りでストレスが残る結果になる可能性はあります。
また、角川に軒先を貸すを母屋どころかケツの毛まで持っていかれるなんてひどい事を言う人もいます。それは誇張した表現だとは思いますが、ただ角川やキングのような大きなところと組んで、大きなマルチメディア展開に発展をしても、原作メーカーに入る儲けはそれほどでもないとも言われています。当たり前ですが、角川も商売でやっていて、儲けが出るようにコストをかけて宣伝とかするわけですから、それに見合った儲けを貰っていいという発想になります。移植メーカー頼みは手間やお金の面ではローリスクですが、ローリターンなのは避けられないのです。Leafが自社主導にこだわるのは、こうした事情があるようです。

3)アニメ化に対する不安や不満
エロゲのアニメ化というのは、基本的にはコンシューマ版の宣伝という位置づけです。2と間接的に通じるわけですが、アニメに対する出資というのも移植メーカーが主体になってくるはずなので、原作メーカーのアニメに対する発言力が小さくなってしまう可能性があります。もちろん、移植メーカーもアニメ会社もあからさまに原作をないがしろにしようとは思ってないでしょう。ただ、アニメとゲームは形態の違いから、どうしても内容の改変は避けられません。原作に忠実なんて絶対にありえないのです。その上で、アニメ会社はこれで商売しないといけないし、移植メーカーはコンシューマ版の発売に間に合ってくれない宣伝にならない。そしてどちらもお金と時間は有限となれば、「こんなはずじゃなかったのに」という展開は当然起こるわけです。でも、完成しないと始まらないのですから、原作メーカーの言い分なんて優先順位が低くくて当たり前。受け入れて欲しければ、Leafのように……と、コンシューマ化と同じ展開ですね。


こうして主な理由を並べると、なんとなく見えてくるものがないでしょうか。アニメ化や若年層に対する興味や野心はあるけどLeafのように自社主導でコンシューマ化する甲斐性はない。かと言って、Keyのように初めから完全なエロ抜きPC版を作って勝負する自信もない。さりとて、甲斐性は無いけど何でも角川とか移植メーカーに丸投げしたくないプライドはある……。

そもそもエロいらない層目当てなら、G'sやコンプ、ゲーマガあたりと組んで特集組んでもらうのが良いんですけどね。これらの雑誌はエロゲを紹介してるけど中高生や女子層が小さくないんです。アペンド分割する前に、ここら辺の表紙をガッチリ手を回して抑えないと駄目だと思うだけど……。
そうした肝心なところをおろそかにしてのいきなりの全年齢版は獲らぬ狸の何とやら、のような気もします。minoriはこれまでの実績がありますから、それでも何とかなるかもしれないですけど、他の中堅以下のところじゃアペンドはあまりにリスキーです。minoriの上だと普通にコンシューマ化を選ぶでしょうし。

コンシューマは今は端境期のような状況で判断に悩むところもありますが、PCでやるよりは読みやすくリスキーではないです。普及台数の少ない360でも商売になるんですから。
むしろ大事なのは露出度。コンシューマならギャルゲ雑誌以外の電撃PSやファミ通やその他メディアにも露出させやすいですし、宣伝目的でアニメされるとゲームCMも流してもらえる(枠は移植メーカーが買ってるので、何もしないでも垂れ流される)。加えてアニメ化するとアニメ雑誌にも紹介して貰えやすくなります。なのに全部、移植メーカー持ちででコスト面での負担は0に等しいでしょう。ただ同然で認知度はかなり高まりますよ。

by udk
 先ほどのコメントと同じ方ですね。わざわざ長文コメントありがとうございます。
 コンシューマ化したくない理由-わかりやすい解説で非常に参考になりました。移植と一口に言っても、メーカーにはいろんな不安や問題があるんですね。

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私がeden*の18禁追加ディスクを買わない5つの理由 

2009年09月15日 ()

 前回のエントリでは、minoriの新作「eden*」の販売方式について話をしました。その販売方式とは、全年齢版で発売し、18禁要素については別売のアペンドディスク(PLUS+MOSAIC)で販売するというものです。
 このような方式で販売されるeden*ですが、今回、私はどうするかというと…


eden* PLUS+MOSAICeden* PLUS+MOSAIC
(2009/09/18)
Windows

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 アペンドディスクは買いません。


 ということでこのエントリではどうしてアペンドディスクを買わないという考えに至ったのかその理由について述べていきます。『アペンドディスクを買うも買わないもお前の好きにしたらいいだろ』って言われそうですが、私の考えに興味があればお付き合い下さい。


 まず、予備知識としてアペンドディスクによってどのような要素が追加されるのか確認します。
 eden* PLUS+MOSAIC ホームページ 『Q.本製品を『eden*』本編がインストールされているPCへ追加インストールした場合どうなるの?』 より要約すると…
 ・一部表現・CGの更新(18禁レーティングによる表現の自由度の上昇)
 ・18禁シナリオ及びCGの追加(エロシーンの追加)
の2要素がアペンドディスクに収録されるようです。


 以下、こうした情報を踏まえてどうして買わないことにしたのか、その理由を5つあげて説明していきます。


(1)シナリオ上18禁である必要がないということがわかっている

 前々回のエントリでも述べましたが、作品内において18禁要素が必要とされるのは、
  (A)シナリオ上、18禁シーンの描写が必要である
  (B)18禁でないと表現できないものがある
の2点であると考えています。しかしeden*の場合、もともと全年齢対象に制作していた作品なので、(A)や(B)のようなことはないと考えられます。したがって、18禁要素がなくとも十分に楽しめられるのではないかというわけです。


(2)純粋にストーリーを楽しむのならばエロがない方が良さそう

 私はもともとエロがあろうとなかろうとおもしろければそれでいいという人間です。ですから基本的にはどちらでもいいのですが、今回のeden*の場合、もともと全年齢対象で制作していたということでエロシーンがシナリオを読み進めていく上で邪魔になる可能性が高いんですね。その辺はシナリオライターが工夫していると思いますが、純粋にストーリーを楽しむというならエロがない方が良さそうです。


(3)価格の低さ

 アペンドディスクを買わなかった場合、アペンドディスク分(1980円)安くなります。
 私の場合、学生であまりお金を持っていないので安い方が助かります。


(4)特典もそれほど欲しくない

 今回、アペンドディスク自体に特典がつくということはありませんが、一部の店舗で本編とアペンドディスクのセット品を購入した場合のみ店舗オリジナルの特典が付くというケースが見られます。ですが店舗特典をざっと見たところ、その中には別段欲しいものもありませんでした。


(5)今後もこの販売方式が広まって欲しい

 前回のエントリでも述べましたが、私としては、今後、制作側がこの販売方式を選択することができるようになって欲しいと考えています。今回はアペンドディスクを買いませんでしたが、次はひょっとするとエロが欲しくてアペンドディスクを買うこともあるかもしれません。選択性というものは大事です。
 そのためにまず第一に必要なことは利益が出ること。そして次にあげるとすれば、全年齢という場でもしっかり売れるということではないでしょうか(新規がどれだけ増えるかというのも含めて)。今までPCでは18禁ゲームとして作品をリリースしてきたminoriですが、全年齢版は販売したことはありません。本編とアペンドディスクの売上本数がほとんど同じだったりすると、次はひとつにまとめて18禁作品として売るかもしれません。そういうことも理由の一つとして、今回は本編のみを買おうかと思います。
 逆に、アペンドディスクはさっぱり売れないから次からは全年齢版だけ販売するいうことになることも考えられます。なのでこれは正式な理由としてとりあげるかどうか迷いました。
 まあ、詳しいところはminoriの中の人に聞いてみないとわからないですね。私にできることはあれやこれやと推測することだけです。



 以上、私がeden*のアペンドディスクを買わない理由を5つあげました。私の中では(1)・(2)・(5)の理由が大きいですかね。まあ、そういう理由で買わないんだと納得してもらえれば幸いです。
 もし、何か変わった理由をお持ちの方がいたらコメントよろしくお願いします。



 参考 : PC美少女ゲームの新しい販売方式 ~18禁要素を別売にすることによる利点と欠点~
       PC美少女ゲームにおける”18禁で販売する必要性” ~制作者側の視点から考えてみる~
       eden* PLUS+MOSAIC ホームページ

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[2009.09.15(Tue) 23:50] ノベルゲーコラムTrackback(2) | Comments(0) 見る▼
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PC美少女ゲームの新しい販売方式 ~18禁要素を別売にすることによる利点と欠点~ 

2009年09月13日 ()

 今週、minoriの新作「eden*」が発売されます。このeden*、ご存じの方も多いとは思いますが、販売方式が通常の18禁PC美少女ゲームとは異なり、特殊な形態で販売されます。どのようなものかと言うと、まず全年齢版を単体で出し、18禁要素については別売のアペンドディスクで追加するという方式です。


eden*eden*
(2009/09/18)
Windows

商品詳細を見る


 このような販売方式を採用しているeden*ですが、今回のエントリではこの販売方式の利点と欠点について考えていきたいと思います。
 利点と欠点について思いつく限り箇条書きすると…


◆利点

(1)全年齢版で発売することによって、18歳未満のユーザーや18禁シーンが苦手なユーザーに向けて販売することができる。(ユーザー層の拡大)
(2)18禁要素の必要性を感じていないユーザーに18禁部分を除いた低価格で提供できる。(本編:5800円,アペンドディスク:1980円)
(3)18禁シーンが欲しいユーザーには別売のアペンドディスクによって提供することができる。


◆欠点

(4)出荷本数の調整が難しい。(アペンドディスクがどの程度売れるのかわかりにくい)
(5)店側の販売方法が難しい。(PCゲームの売り場か18禁PCゲームの売り場か)
(6)制作側がいちいちアペンドディスクを作るのが面倒。(制作の手間=制作コストの増大につながる)
(7)18禁要素を別売とすることで、アペンドディスクを買うユーザーにとっては販売価格が高くなる。(一つのパッケージで販売した方が価格を抑えられる)


◆利点?欠点?

(8)制作側の利益。
 ユーザー層の拡大によって増える利益とアペンドディスクが売れず全年齢版(通常より安い価格)ばかりが売れることによって減る利益のどちらが大きいのか。(18禁シーン自体は制作するので、制作コスト的にはあまり変わらない。むしろアペンドディスクを制作する手間を考えると制作コストが上がり、利益が減る。)
 それとも、全年齢版は制作コストを回収するための適正価格に設定してあるので、アペンドディスクが売れた分だけ利益が出る?





 以上が私が思いついた利点と欠点です。
 利点を見ると、18禁要素が必要なユーザーもそうでないユーザーも双方が満足できる魅力的な販売方式だと思うんですよね。欠点を克服、もしくは我慢することが出来れば、非常に有用な販売方式になるのではないでしょうか。

 私個人としてはこの販売方式が成功して欲しいんですよね。何をもって成功とするかは人それぞれの考えがあるかと思いますが、私の場合、今後、制作側が通常の販売方式(18禁)とこのeden*の販売方式(18禁要素を別売)のどちらにするかを選択することができるようになれば十分に成功だと考えています。もちろん第三の選択として全年齢版のみという選択もあります。制作側が作りたい作品(売りたい作品)の必要性に応じてこれらを選択できるようになれば、より良いものができるようになるのではないでしょうか。
 そのためにはこの販売方式でも利益が出るということを確立させることが大事だと考えています。やはり利益が出ないことにはやっていけませんからね。つまり最後にあげた制作側の利益が今後この販売形式がどうなるのか鍵を握っているでしょう。それがわかるのは実際にeden*が発売してからです。どうなるのか楽しみですね。


 このエントリを書いていて、似たような販売形式として全年齢版と18禁版をそれぞれ用意して同時販売するというのが思いついたのですが…、それとeden*の販売方式との比較についてはまた後日気が向いたらやります。
 次回はこのエントリの内容を踏まえて、私がアペンドディスクを買うかどうかについて話をする予定です。

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[2009.09.13(Sun) 23:55] ノベルゲーコラムTrackback(1) | Comments(6) 見る▼
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COMMENT

by 仮井
minoriにはあまり当てはまらないかもしれませんが、事がこのメーカーではなく余所だった場合にはもうひとつ欠点があると思います。

「コンシューマー等への移植版による、同ネタでの重複商売の機会がひとつ減る事」
微妙に持って回った表現になってしまったのは、某曲芸の様に移植が一回とは限らない現状がありますから・・・とはいえ、フルプライスで2回発売する機会が見込めるところを、合わせてフルプライス1回分にまとめられてしまっているというのは曲芸商法の推進者達にとっては許容の出来ない損失に映るのではないかと思われます。

by udk
コンシューマ移植等による利益ですか。それは思いつかなかったです。確かに、移植や逆移植の利益をあてにしているメーカーには欠点になるでしょうね。

そう考えると、曲芸商法をやってるメーカーはこの販売方式を採用しなさそうですね。

by 神奈水樹(後輩)
確かに、全年齢版もあればefのアニメ等で好きになった18歳未満の方も気兼ねなく買えますね。

そういう意味では、18歳以上ユーザー+αの売り上げが出るこの商法は成功かと^^
普通に18セットでも通常PCゲームと同じくらいの価格ですし。

声優さんについては……上手い言い方されてますし(笑)

by udk
そうですね。18歳未満が購入できるのはいいですよね。
efはこの様子だと全年齢版が出なさそうですし…

by 山本山
このアペンド商法はアリスソフトのBL向け姉妹ブランド、アリスブルーが8年前に行ったきり追従するブランドはなかったみたいですね。
こういった試験的商法を試せるのは中堅ブランドじゃないと難しそうですね。

by udk
過去にこの方式で販売したゲームがあって、しかもそれがアリスブルーだとは…
BL方面には疎いもので…全然そんなゲームがあるとは思いませんでした。

貴重な情報をどうもありがとうございます。

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PC美少女ゲームにおける”18禁で販売する必要性” ~制作者側の視点から考えてみる~ 

2009年09月12日 ()

 先日レビューを掲載した「きっと、澄みわたる朝色よりも、」ですが以下のコメントが寄せられました。

> そんなに素晴らしいゲーム、エロゲで出す必要あったのか?(タイトル:犠牲者続出)

 今回はこのコメントに対する返答をします。

 
きっと、澄みわたる朝色よりも、 豪華初回限定版
タイトル    きっと、澄みわたる朝色よりも、
メーカー    propeller
発売日     2009年7月24日
シナリオ   朱門優
原画      やすゆき , ヨダ
音楽      樋口秀樹




◆はじめに

 私は制作者ではないので、どうして制作者(propeller)が本作を18禁PCゲームで販売したのか正直なところはわかりません。制作者が18禁PCゲームで出す必要性があると感じたから、そうしたのでしょうし。全年齢で出す必要があったのならそうしたでしょう。その真相はわかりません。

 なので、ここでは”制作者が本作を全年齢ではなく18禁で販売する必要性”について私なりの考えを記します。「”エロゲにエロは不要”論」に通じるところもいくらかあるかと思いますが、今回は制作者側の視点で考察します。といっても実際にゲームを作って販売したことはないので完全に推測になりますが…。あとここでは”エロゲ”ではなく”18禁PCゲーム(18禁PC美少女ゲーム)”として話を進めていきます(2つの意味合いが微妙に違うので)。


◆18禁PCゲームで販売する必要性(1) シナリオ上エロシーンの描写が必要だった

 まず話の前提として、本作はシナリオ重視の作品です。そして作中にエロシーンは3つ存在します。一つはヒロインとして紹介されていたキャラクターとの未遂、もう一つは悪ふざけ、最後がメインヒロインとのシーンです。この中でシナリオ上必要性が高いのは、最後のシーンですね。監督の朱門優が「シナリオ上このHシーンが必要だ」と考えたのかもしれません。
 ただ、このシーンがなくとも物語を成立させることはおそらく可能であると思います。ですからコメントでも18禁で出す必要性について問いを投げかけたのでしょう。
 では、他に18禁で出す必要性というものでどういったことが考えられるでしょうか。(2)に続きます。


◆18禁PCゲームで販売する必要性(2) 18禁PCゲームという市場で販売したかった

 18禁PCゲームとそうでない全年齢のPCゲームでは大きく市場が異なります。売り場が違えばユーザー層も違う。
 これまで18禁PCゲームを中心に販売を行っていたブランドとしてはなるべく、販売方法や利益がしっかりしている「18禁PCゲームの市場で販売したかった」というのもあるでしょう。販売が難しい全年齢の市場に冒険するのを躊躇ったのかもしれません。


◆18禁PCゲームで販売する必要性(3) 18歳以上の方にプレイして欲しかった

 (2)のユーザー層の話と重なりますが、18歳以上のユーザーいわゆる「18禁PC美少女ゲームのユーザーにむけて販売したかった」というのもあると思います。特にシナリオを重視するユーザーですね。そのようなユーザーへのアピールという点では18禁PCゲームという媒体は有効であると考えられます。
 18禁、しかもエロ要素がついているということでユーザーの間口は確実に狭くなりますが、そうしてでも一定のユーザー層に絞りたかったのならそれはそれでいいでしょう。


◆18禁PCゲームで販売する必要性(4) 18禁という表現の自由度の高い場で制作したかった

 18禁ということで全年齢の作品よりも「表現の自由度」が増します。
 ここでいう”表現”とは何もエロ要素だけでなく、残虐な表現やグロテスクな表現なども含まれます。この表現方法が自由であることが18禁の何よりも大きい長所です。例えば、Fate/stay nightなどは全年齢に移植された際、そのためにある程度表現が変わっています
 「18禁という表現の自由度の高い場で制作したかった」というのも18禁を選択した理由かもしれません。



◆まとめ

 以上、”propellerが本作を全年齢ではなく18禁で販売する必要性”に関する私なりの考えを述べました。
 制作側が何を考えて18禁PCゲームで本作を発売したのか、それは上記の理由のいずれかであるかもしれませんし、複合しているかもしれませんし、いずれでもないのかもしれません。その真相はわかりません。

 ただ、今回の朝色の件に関しては、ホームページなどで、実際は攻略できないキャラクターを攻略できるように紹介をしていたのはよくなかったと思います。エロ要素やヒロインの攻略といった部分に期待しているユーザーも少なからずいるので、ユーザーによくわかるように情報を開示しなかったのはまずかったですね。



◆私の考え

 私としては、本作は18禁要素があることによって作品の質が下がったわけではないので、これはこれで良かったのではないかと考えています(たまに無理矢理エロシーンを挿入することで作品の質が著しく下がることがあるので)。
 私のノベルゲームに求めるものは『自分がおもしろいと思う作品をプレイしたい』というものです。つまりおもしろければ何でもいいということですね。そういった意味で本作はエロがあってもおもしろかったので私はとても満足しています。
 その上で、『制作者が本当に作りたい物を納得して作って欲しい』、というのが私の考えです。本作の18禁が(1)、(3)、(4)、のような理由であったならそれは歓迎しますが、(2)のような理由で無理矢理に18禁にしたのなら残念ですね。



◆余談

 18禁要素の有無という点でおもしろいのが今月発売されるminoriのeden*。全年齢版として発売され、18禁要素は別売のパッチで販売という新しい試みがなされます。言わばユーザーに必要性を委ねる形です。この2つの選択のうちユーザーがどちらを取るのか、その結果は非常に興味深いものになりそうです。



参考 : きっと、澄みわたる朝色よりも、 レビュー ~あり得ない事を成し遂げてみせた朱門優~
     Fate stay/night PC版とPS2版[Realta Nua] テキストの違い
     「“エロゲにエロは不要”論」の論点とその考察 (散録イリノイアより)

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[2009.09.12(Sat) 23:16] ノベルゲーコラムTrackback(0) | Comments(2) 見る▼
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COMMENT

by 柚氷
eden*のような形式が主流になる場合、CS移植は減るような気がしますね…

私的意見
PC→CS機への移植時に経費諸費を仮定して、移植とエロ要素別売の場合を比較すると、案外差が出ないように思います、五分五分といかずとも

by udk
> eden*のような形式が主流になる場合、CS移植は減るような気がしますね…

それは間違いないでしょうね。主流になるかはともかくとして…


> 私的意見
> PC→CS機への移植時に経費諸費を仮定して、移植とエロ要素別売の場合を比較すると、案外差が出ないように思います、五分五分といかずとも

経費的にはどうなんでしょうね。差が出なかったらいいのですが…

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